2018年5月に5泊6日でトルコ旅行してきました。3日目「イスタンブール半日観光編」の記録です。
この日の大まかな行動はこんな感じ↓
- 新市街を半日観光
- イスタンブールから国内線でカッパドキアへ移動
- ギョレメの洞窟ホテルにチェックイン
※時間刻みのスケジュールは一番下にまとめています。
今回は「①新市街を半日観光」の様子を撮りためた写真とあわせてまとめていきます。ぜひトルコ旅行の参考にしてください。
記事下にスポットをまとめた「観光コースマップ」もあるから見てみて!
前日の記事:イスタンブール旧市街の名所を徒歩観光&ボスポラス海クルーズ【トルコ旅行記・2日目】
朝食&チェックアウト
おっはようございまーす! 夜ごはんも食べずに朝まで爆睡してました。爆音アザーンで起きることもなく順応力の高さに感謝感謝。
窓の外には朝日を浴びて刻々と表情を変えていくブルーモスクの姿。ほんと部屋をグレードアップしてもらえてよかったわ!
ささっと着替えだけすませて8時にレストランへ。
まだ人は少なく席は選び放題。テラス席もいいけれど日差しが強そうだから窓際の日陰に座る。
ふと外をみれば雲ひとつない青空。海にはオレンジ色の船がいくつも並んでいて、海外ってのはなんでも絵になるね〜。
ビュッフェの品揃えは前日とほぼ変わりなし。ホテルの朝食といえばオムレツ!ついつい頼んじゃうよね。
あとチョコバーがあったから道中のおやつ用にひとつもらった!(意地汚し!)
おなかかも満たされのんびり景色を眺めていると、突然視界にフルーツ山盛りの大皿をもった女性が入り込んできた。
爆食女王かなにかか?
気になったので様子をうかがっていると、アヤソフィアとブルーモスクをバックに撮影会がスタート。なるほど〜映えショットを撮ってるのね!!
たしかに「景色×美女×てんこ盛りのフルーツ=映え」みたいなところあるから、うってつけのロケーションではあるけど。
8時半をすぎたころにテラスは満席。たくさんの国の言葉が飛び交うにぎやかな雰囲気に。
静かなほうが好きなので早めの時間にきて正解だったかな。
さてさて、朝食をすませたら荷物をまとめてホテルをチェックアウト(「ホテルアルカディアブルー」の宿泊レポはこちら!)
15時にホテル前ピックアップの空港送迎を頼んだので、大きな荷物はフロントに預けて出発!
イスタンブール新市街を半日観光
国内線搭乗時間の合いで自由に散策できるのは15時頃まで。
完全にノープランでどうしよっかな〜と思ってたんだけど、
前日のツアー終わりにガイドのイクさんがプランがないなら「新市街」に行くといいよ!
ってありがてぇアドバイスをくれたんですわ! ってことで、イクさんを信じて下調べなしで新市街に行ってみることに。
トラムとケーブルカーで旧市街から新市街へ
旧市街からタクシム広場への行き方
旧市街(スルタンアフメット地区)から新市街タクシム広場への行き方はこんな感じ。
- ホテルの最寄り駅からトラムに乗り「カバタシュ駅」へ
- カバタシュで地上改札は通らず、ホーム上にある階段から地下へ
- 地下にカバタシュとタクシムをつなぐケーブルカーが通っている
- ケーブルカーで約1分、「タクシム広場」に到着
じゃ、さっそく行ってみよー!
まずはホテルアルカディアブルーから歩いて2分ほどの距離にある「スルタンアフメット駅」へ。駅近ホテルまじ便利で推せる。
今日だけで何度かトラムに乗る予定だから、イスタンブールカードっていう乗車用ICカードを使ってみることにしたよ。
駅の近くにある黄色い自動券売機で購入。なんかセルフガソスタっぽさない?
タッチパネル画面に見えるけど、画面外の丸いボタンで操作する。
あっという間にイスタンブールカードがでてきました!
日本語画面にすれば大体の意味はわかるからカードの購入には苦労しなかったけど、つり銭がでないのが地味に不便。
ちょうど小銭を切らしていたから50リラ札でチャージするはめになって(乗車賃としては使いきれないお金…)もったいないことをしたな~、反省。
入れてしまったものは仕方ない…! 気を取り直して駅へ。
改札機にイスタンブールカードをタッチすればピピっと入場できました! カードは複数人で使いまわしOKなので1枚だけ購入して友人とシェア。
トラムは東京の都電のような感じで数分感覚で駅にやってくるから、時刻表は気にする必要なし!
待っているとすぐにトラムがやってきたので乗車、ひとまず窓の外を眺めながらのんびり。
昨日、フェリーに乗ったエミノニュ広場前を通り過ぎ、ガラタ橋にさしかかりました。今日はもう少し先まで進むよ~!
スルタンアフメット駅から約15分でカバタシュ駅に到着。車内アナウンスの「カバタシュ」が聞きとれてよかった。
トラムから降りて進行方向側に改札があるけれど、今回はそこからは出ずに真逆方向へ!
じゃ~ん! 地下への降りる階段を発見。これがカバタシュとタクシムをつなぐケーブルカー(フニキュレル)の入り口。
降りて地下道を進んでいくとケーブルカーの改札、イスタンブールカードでピッとやって乗りかえ完了! ほんとSuicaみたいな使い心地。
ケーブルカーはカバタシュとタクシムを往復しているだけでほんとに短い。ホームにいる車両に乗っちゃえばそれでOK! 1分でタクシムに到着!
新市街の中心「タクシム広場」
ケーブルカーの駅から出ると目の前が「タクシム広場(Taksim Square)」
よりそれっぽい発音でいうならタクスィムとタクシュムの中間かな。
モニュメントの他に目立ったものはなかったけど、奥に建設中のモスクがあってちょっとびっくり。
旧市街のモスクはずいぶん昔に作られた歴史的建造物が多かったからギャップっていうか、
「あ、モスクって新しく作ることもあるんだ〜!」 って今思えば当たり前のことに驚いてました。
広場の奥に停車しているレトロな路面電車を発見! イスティクラル通りの名物路面電車「ノスタルジックトラム」
イスタンブールカードで乗車することもできます。たった一両の小さな赤い車両、ついつい写真を撮りたくなるレトロさで可愛い~
トラムの線路が通っている場所=イスティクラル通りなので、道に迷うことはなさそう。さっそく線路に沿って進んで行きます。れっつごー!
歩行者天国のイスティクラル通り
タクシム広場からシシハーネ駅(ガラタ塔の最寄り)あたりまで続く全長約1.5kmの歩行者天国。それが「イスティクラル通り」
ブランドショップ、ショッピングセンター、スタバ、マックもそれからドンドゥルマのお店や屋台が並んでいて賑やか。
旧市街とは真逆のモダンで近代的なおしゃれさが魅力。
現地の買い物客や観光客がたくさんいて、なんとなーく渋谷と銀座を合わせたような雰囲気の場所かなって思った!
アコーディオンを弾く女性 動かない大道芸
路上パフォーマーもたくさん。とくに赤ちゃんを連れてアコーディオンを弾く女性の姿が多くて驚きでした。
私は旅行中あんまり買い物しないからおしゃれな通りは興味ないことが多いんだけど、イスティクラル通りは結構好き!
脇道にもお店がたくさん! 通りを走るノスタルジックトラム
ヨーロッパ風の建造物がずっと続いているから見ていて飽きないんだよね。今風すぎない建物の雰囲気がすごく素敵!
さぁどんどん歩いていくよ~!
聖アントニオ教会
観光者っぽい人がみんな入っていく場所があったから覗いてみると、通りとは雰囲気の違う赤レンガ造り建物が現れた!
カトリック系の「聖アントニオ教会(St Anthony of Padua)」
赤レンガもそうだけど、丸窓の装飾が美しすぎない??
長友選手発見!
サッカーショップのモニターに映った長友選手を思わずパシャリ。
海外で知っている日本人をみかけると無駄にうれしくなるのなんなんだろ!
ドンドゥルマ(トルコアイス)
店員さんが振り回しているビヨ~ンと伸びる白い物体、その正体はドンドゥルマ! 日本ではトルコアイスと呼ばれてるや~つ!
イスティクラル通りにはドンドゥルマのお店がた~くさんあって、それこそ数メートルおきあるレベル。
イクさんには「トルコアイス食べるなら新市街の店!」って念を押されていたから、どのお店にしようか迷いながら歩いてたら…
ガラタ塔に近づくにつれ、ぱったりトルコアイス店がなくなってしまった(普通のジェラートはあるんだけどね)
さすがにタクシムまで引き返す時間はなく…
なんと、そのまま食べ逃してしまったァー!!!! 悲しすぎる!!!!!!
イスティクラル通りでドンドゥルマを食べるならタクシム広場寄りで探すのがおすすめ…!
新市街といえばガラタ塔
トルコアイスを食べ逃した悲しみにくれながら歩いていると、いつの間にか町の雰囲気がガラッと変わっているではないか!!
どうやらガラタ塔を目指すうちにイスティクラル通りからガーリップデデ通りに進んでいたみたい。
イスティクラル通りと比べると道幅がせまく石畳も凸凹。壁やシャッターへの落書きが目立っていて、雰囲気はなんとな~く原宿の竹下通りっぽい。
売っているものは電化製品やら楽器やらで秋葉原っぽさもある。さっきまでのモダンな雰囲気はどこへやら!
そんな通りを歩いていると見えてきた新市街のシンボルマーク!
ついにガラタ塔に到着! 人気観光地なだけあって塔の下には順番を待っている人がわんさか!
チケットを買うために約45分並んで、ようやく塔のてっぺんに登れました!
じゃ~ん! 360°のパノラマビュー!
塔はあまり大きくないけど、小高い丘の上に立っているからイスタンブールをぐるっと見渡すことができます。
旧市街にはアヤソフィア、ブルーモスクのほかにもモスクがたくさん!
反対側(新市街の奥)には高層ビル群が見えて、イスタンブールはいろいろなものが混ざり合った場所だな~って改めて思いました。
○○だらけのガラタ橋
ガラタ塔から降りたら、つぎはガラタ橋をめざして坂をくだっていく。は~日差しが強い。
イスティクラル通りにもあった「ムール貝のピラフ詰め」の露店。
食べたかったけど、イクさんから「あたる可能性あるからやめておいたほうが…」って言われたし泣く泣く諦め。ちくしょーいつか食べてやる!!
お土産屋さんもいくつかあったけど客引きもないし店内の声かけなく、気軽に見て回ることができるのがすごくよかった!
お店を見ながら歩いていたらあっという間にガラタ橋に到着。
新市街と旧市街をつなぐガラタ橋。下にはフィッシュレストランが並んでいて面白いつくり。
行きは電車に乗っていたから橋をゆっくりみている暇がなかったけれど、帰りは歩いてじっくり散策。
電車も車も通る広い橋の上は釣り人だらけ! 両側で100人以上いた(たぶん)
なにが釣れるんだ?と思って足元をのぞくと…
わりとたくさん釣れてる!!
これ自分で食べるのかね? それとも橋の下のレストランとかで提供されんのかな? ちょっと気になった。
釣り人のほかにも路上じゃなくて橋上パフォーマーがいたり、交通量も多くてガヤガヤとした雰囲気の橋でした!
エミノニュ広場でちょっと休憩
やっとエミノニュ広場まで戻ってきた~。
向こう側にガラタ塔が見える。 あれよりずっと奥から歩いてきたんだからそりゃ疲れるよね!
ってことで広場の階段に座ってちょっと休憩。ついでにあるものを食べてみることに。
これ!このドーナツ型のパンをたくさん積んだちっちゃい屋台が広場のいたるところにあって、めっちゃ気になってたや~つ。
で、買ってみたんだけどまず驚くのは値段。たった1.25リラ! 日本円で30円ちょっとだよ。
サバサンドが10リラだったことを考えるとや、安すぎない?
サクッとした食感、ゴマの風味、ただただ素朴なパンなんだけど美味しい。
個人的にはトルコで食べたもののなかでお気に入りランク上位ってレベルで好きでした。また食べたい!
休憩して英気を養ったところでホテルに戻るぞ~!
おまけ:なにかの反対運動?
広場からエミノニュ駅に歩いていると、デモ?学生運動?をしている集団に遭遇。あたりにはライフル持った警官がたくさんいたのがちょっと怖かった…。
駅で待っている人たちも気になるようでみんな向こうを見ている。少し緊張した空気だったので、電車がくるまで若干ビビッてました。
が、とくに何もなく普通にトラムに乗れました! いよいよカッパドキアに向かうよ!
3日目後編はこちら:イスタンブールからカッパドキアへ国内線でサクッと移動【トルコ旅行記】
3日目のスケジュール
- 8時30分朝食しばらく景色を満喫
- 10時30分チェックアウト
- 10時40分新市街へ移動トラムと地下ケーブルを乗り継ぎ
- 11時00分タクシム広場そのままイスティクラル通りをぶらぶら
- 12時15分ガラタ塔12時55分頃に展望台に登れた
- 14時00分ガラタ橋ガラタ塔からガーリップデデ通りを抜け、橋を渡る
- 14時15分エミノニュ広場で休憩セサミパンが美味しい
- 15時~イスタンブールからカッパドキアへ詳細は3日目後編へ
観光コースマップ イスタンブール新市街
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