2021-2022年の年末年始に東京都(本島)から1000km離れた場所にある「東京都小笠原村父島」に行ってきました。
今回は旅行記の第4弾。1月1日(元旦)の父島観光の様子を写真付きで書き残します。
元旦ならではの父島観光スポットも載せているので、小笠原諸島への旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
前の記事:【3日目】大晦日の父島、レンタカーで島散策〔2021-2022年末年始旅行記③〕
ほぼ日本一早い初日の出
あけましておめでとうございます。
2022年1月1日がやってまいりました。
起きて早々、レンタカーでやってきたのは昨日ロケハンを済ませた『中央山』
6時すぎの時点で、登山道の入り口にはすでに車が3台と原付数台とまっていました。
この写真は下山時の車道だけど、こんな感じで好き勝手駐車している感じでした。
日の出前はまだまだ暗い。ヘッドライトを頼りに山道をずんずんの登る。
山頂にたどり着くとすでに2グループくらい先客がいてガチの一眼カメラをセッティングしていました。
みんなのポジションを見るにどうやら太陽が昇るのは、見晴し台とは真逆の岩山みたい。
時間が経つごとに人が増えていくんだけども…空模様がよろしくない!
雲からスコールが降っているのがわかるような状態で正直もうダメかなと思っていたその時!!
6時19分、ほぼ日本一早いご来光!!
雲の隙間からほんのちょっぴりだけど初日の出が見えました!
周りにいた人いわく、ちゃんと初日の出が見れたのは数年ぶりらしくとってもラッキーな経験となりました~。
ちなみに正確には日本一早い初日の出が見れるのは母島、だからその隣にある父島は”ほぼ”日本一の立ち位置なんですね~!
新年初の朝ごはん
初日の出が見えたのでホテルに戻って新年初の朝食をいただきます。
お正月らしく数の子やお雑煮、おめでタイ!
昨日のお蕎麦といい年末年始をしっかり感じられるメニューが楽しめるってうれしいですね~!
事前にホテルに頼んでいたお弁当をもらってレンタカー返却まで散策していきます。
小港海岸
昨日にUSKcoffeeさんにお邪魔したときに利用した小港駐車場に再びやってきました。
駐車場から700mいったところにある小港海岸に向かうんだけどこの先、広い駐車場スペースがないのでとことこ歩いていきます(バスか原付ならもうちょっと先まで歩いていける)。
しばらく歩くとロータリーに突き当たりました。バスと原付で入れるのはここまで!
このロータリーには東京都最南端のバス停『小港海岸』があるので記念写真をとってさらに奥へ。
小港海岸に到着~。朝の日陰でわかりづらいけど青い海と白い砂浜が美しい海岸です。
大村から遠いこともあり人が少ない穴場スポット。だけどちゃんと休憩舎やトイレも完備されているので心配ご無用。
このビーチで面白いのは父島唯一の二級河川『八ツ瀬川』が流れ込んでいること。父島の淡水生態系も気になるよね。
と、なにげなく河口の奥の山を見ると休憩舎を発見!
あそこも歩けるんだ~~~と案内板を眺めてみると、小港海岸のロータリーからジョンビーチやブタ海岸へ続く遊歩道に入ることもできるらしい。
ただ徒歩往復で1~2時間程度は確保しないと厳しいっぽかったので今回は断念しました。10時にはレンタカーも返さないとだし!
戦跡(コペペ砲台)
レンタカー返却まであとわずかというところでやってきたのはこちらの戦跡。
コペペ砲台と呼ばれる戦跡です。ネットに掲載されている写真を頼りに道なき道を歩いて何とかたどり着けました。
山道というか獣道みたいなところに現れた大きな壕口に入っていくと目の前に現れたのがこの砲台。
太平洋を向いたさびた砲身が重々しいですね。
後から知りましたが、基本的にはガイドツアーで行くのが礼儀というか。ガイドを生業としてる方もいるので、場所などは大っぴらにしていないことが多いみたい。
調べれば行けちゃうのですが、探すのも時間がかかるので普通にガイドツアーをお願いするのがおすすめです。
小笠原神社で初詣
ってことで車での散策を終えて大村に戻りレンタカーを返却。父島の正月ムードを満喫していくぅ~。
まずは小笠原神社で初詣しておみくじ引いて結んできました!
初日に参拝したときよりたくさんの人がいてお正月っぽさがありました。みなさん気軽に話しかけてきてくれて優しい…。
1月1日の初泳ぎ証明書
お次に向かったのは『大村海岸』
青い海にダイブ!!とはいきませんが、足首まで海にはいってちゃぷちゃぷ。
海につかれば実績解除完了!Bシップの窓口に行ってお願いすると「新春初泳ぎ証明書」をもらえるんですよ~!
というわけで2022年元旦に初泳ぎを決めたぜ~!!こんなのやってんの日本でここだけちゃう!?
元旦にやりたいことは一通りやり切れたので、こっからは徒歩やらバスやらを駆使して海産センターとウミガメセンターの見学へ!
小笠原水産センター・小さな水族館
大村海岸から歩いて約10分くらいの場所にある『小笠原海産センター』にやってきました~!
敷地内に入るとすぐにアカバの水槽発見!
ここではアカバ(アカハタ)に歯磨きすることができます。
水槽に歯ブラシをいれるとすうっと寄ってくるアカバたち。すごい!
大きく開いた口をこすこすしてあげると気持ちよさそうにしていました!たまに気に食わないと勝手に避けます(笑)
水産センター敷地内には飼育観察棟(通称:小さな水族館)があります。
ここでは小笠原周辺海域や父島・母島の河川、貯水池に生息している生物が飼育されているので父島に来たなら見てみる価値大!
小さな水族館という名前の通りこじんまりした館内ですが小笠原父島ならではの生物や展示がたくさんあります。
小笠原諸島だけに分布する淡水魚のオガサワラヨシノボリや、こちらも固有種のオガサワラコテナガエビの展示も!
外が雨模様になってしまったので、この手作りHAPPY NEW YEAR感がたまらん水槽の前でしばし時間をつぶして過ごしました。
製氷海岸でお昼ごはん
ねぇ見て~~~ポストカードにできそうな構図~~~~最高!!
こちらのすばらしい景色が見えるのは水産センターから歩いて20分弱くらいの場所にある『製氷海岸』
この海岸のすぐそばにウミガメを見れる海洋センターがあるからやって来たんだけど、施設がちょうどお昼休み中でまだ入館できず。
午後のオープンが13:30~でまだ時間があったから海岸でお昼ごはんを食べることにしました!
おがさわら丸を眺めながら、ホテルから持ってきたお弁当をいただきます!
おおきなおにぎり2つとコロッケが素朴でおいし~!
小笠原海洋センターでウミガメに餌やり
腹ごしらえがすんだところで、海洋センターの午後のオープン時間になったからさっそく入っていく~!
こちらの小笠原海洋センターは入場料無料の施設で「展示館エリア」と実物のカメを見られる「飼育エリア」があります。
展示エリアを抜けた先にある飼育エリアにはたくさんの水槽がならんでいて、大人のウミガメや子供ウミガメが水槽別になってる。
専用のごはんが用意されているので、大人にはキャベツ、子供には練り餌を投げてあげるエサやり体験ができます。
ウミガメちゃんたち見ているだけでとっても癒されました~~!
大村散策
ウミガメのエサやり体験を終えると、ちょうどバスがやって来る時間だったのでバスに乗車して大村まで戻りました。
そこからおやつのにわ(セカンド)したりTOMATONっていうお店でジャムを買ったりしながら気のままに過ごしました。
んで大村を歩きまわるなか見つけたかわいいオブジェクトたちがあるからちょこっと紹介!
父島丸とおがさわら丸のタイル!もしかしらたもっとたくさん種類あるのかも!
ポケモン絵柄のマンホール蓋を2種類発見。こういうのって全国にあるのかな?珍しいから記念撮影!
島の中で東京都の要素を見つけると無駄に写真を撮りたくなってしまう謎。
ウェザーステーション(リベンジ)
元旦だからかオープンしている施設も限られていたので、見て回れる場所を散策をし尽くしたところでホテルに送迎車を依頼。
これから他の宿泊者さんとウェザーステーションに夕陽を見にいくって話だったので、一緒に連れて行ってもらうことにしました!
やっぱりここに来ると海風が寒い!
ダウンを着込んで雲が晴れるのを待ってみましたが…
最終日も残念ながら夕陽を眺めることはできず…。
残念ながらウェザーステーションチャレンジは、夕陽・ザトウクジラともに拝むことはできず失敗に終わってしまいました。くやし~~~~!
晩御飯の『島寿司』
父島最後の晩御飯は、郷土料理の『島寿司』がやってきました!
亀煮もそうだけどホテルの料理で郷土料理が楽しめるのうれしいよね~。
で、島寿司はネタの魚を薄く切って醤油ベースの液に漬けて、酢飯で握った八丈島の郷土料理らしいんだけど、その形態は小笠原諸島それぞれの島で独自に発達しているんだって!
だからこれは父島形態の島寿司ってことになるのかな?
ごちそうさまでした!
明日は出港日なので荷造りをしつつ、朝から歩きまわって疲れた本日は早めに就寝とします。
次の日に続く…
次の記事:【5日目前半】 父島最終日、半日クルーズで南島上陸&シュノーケリング〔旅行記⑤〕
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おがさわら丸を運航している会社の旅行パックだから、行き帰りの船と宿をまるごと確保できてとにかく楽なのが特徴。
しかもオプションで父島バス観光・クルーズ観光ツアーも予約できるし何と言っても安い!
時期にもよるけど一人69,000円~で船・宿確保できるのなかなかすごいですよ!!
個人旅行に慣れている方や旅費を抑えたい方は「おがまるパックとオプションツアー+自分が気になるガイドツアー」を予約すれば十分だと感じました。
一点だけ不便なのが電話予約制ってとこですが・・・なんてことないさ!!興味がある方はぜひ「おがまるパック」で父島に行っちゃいましょう!
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