【3日目】大晦日の父島、レンタカーで島散策〔2021-2022年末年始旅行記③〕

父島の道路
父島旅行記③

2021-2022年の年末年始に東京都(本島)から1000km離れた場所にある「東京都小笠原村父島」に行ってきました。

今回は大晦日にレンタカーで父島をぐるっと一周めぐった様子を写真付きで書き残します。

車で行ける父島の観光スポットをたくさん載せているので、小笠原諸島への旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

実際にめぐったスポットは記事の最後にマップでまとめています。

前の記事:【2日目】父島入港日、二見港の周辺徒歩散策とナイトツアー〔旅行記②〕

レンタカーで巡る父島

2021年12月31日、父島旅行3日目。ついに大晦日がやってきました。まさか父島で年末年始を過ごすなんて思ってもみなかったので不思議な気持ち。

ホテルビーチコマの朝食
ホテルビーチコマの朝食

朝ごはんを食べて腹ごしらえした後、二見港のある大村地区までホテルの車で送ってもらいました。

この日は予約していたレンタカーを使って、父島を自由気ままに散策していきます!

アイランダー・レンタカーで車を借ります
アイランダー・レンタカー

アイランダー・レンタカーさんで軽自動車をレンタル。本当は小回りのきく原付を借りれたらよかったんだけど、実は電話予約に原付の貸し出しは断られてしまいました。

自動二輪に乗り慣れていない観光客が事故を起こして危ないので、ここ最近は乗り慣れている人にしかレンタルしない傾向が強いみたい。こればっかりは仕方ないね〜。

とはいえ移動手段は確保しておきたかったので、軽自動車を大晦日から元旦にかけて24時間レンタルを予約しておきました。

原付やレンタカーを現地調達しようとしている人たちが断られている場面もみたので、来島前に予約しておくのが吉!

ちなみに父島(東京離島)の車は「品川ナンバー」なんですよ!

コペペ海岸

駐車場からコペペ海岸までめちゃくちゃ近い
駐車場からコペペ海岸までめちゃくちゃ近い

レンタカーで湾岸通りをひた走りやってきたのはコペペ海岸。二見港から車で20分かからなかったと思う!

駐車場から海まで目と鼻の先の距離なので、車で行きやすい海岸です。

コペペ海岸
コペペ海岸

海岸には日陰になる休憩舎やトイレも完備されています。

波が少し高いときのコペペ海岸
風か強かったので少し波立っている

この海岸はサンゴの多い白浜で、海の中には海中案内板もあるんだとか。

波があるけれど青い海の美しさは伝わりますよね!?

コペペ海岸の白い砂浜がきれい
コペペ海岸の白い砂浜がきれい

さらにアオウミガメの産卵地として有名で、夏にいけば出会えるかも!

星空観察におすすめスポットとしても有名なので、冬だったら夜に行くのもアリ。

中央山

お次は湾岸通りを扇浦海岸あたりまで戻り、今度は小港道路に向かっていきます。

そのまま夜明道路に突入し中央山までドライブ。父島の道路はほぼほぼ一本道なので迷うことはありません。

時間に余裕があれば途中、亜熱帯農業センターや戦跡である海軍十二糎高角砲などのスポットに寄るのもおすすめ!

父島中央山の登り口
中央山の登り口

夜明道路を数分走ると中央山の登り口に到着しました!コペペ海岸から20分もかかりません。

駐車場がないかわりに登り口付近の道幅が広くなっているので、路肩に車や原付をとめればOK。

んで実はね、今回レンタカーを丸一日借りたのは、元旦の初日の出をここで見ようかな〜って考えてたらからなんです!

早朝、山に来るにはやっぱり足がないと厳しいからね。

それに日の出前の暗い山道は、素人には大変かもしれないから前日に下見に来たわけです!賢い!

中央山の山道は比較的ゆるやか
山道は比較的ゆるやか

ってことで明日に備えて山道を把握しつつ山頂を目指していきます。

途中、少女が木を見上げて「あった!あった!」と言っていたのでなにがあるのかと見てみると…

小笠原の植生といえば木生シダ「マルハチ」
小笠原の植生といえば木生シダ「マルハチ」

小笠原諸島にしか分布していない木生シダの『マルハチ』でした。ありがとう少女よ、見逃すところだったよ!

茎の表面は丸い斑点で覆われていて、その円の中に漢字の「八」を逆さまにしたような模様があることから『マルハチ』と呼ばれています。

小笠原の固有種「マルハチ」の傘が美しい
小笠原の固有種「マルハチ」の傘が美しい

ほかの木生シダは見つけるのが難しかったけど、マルハチは茎と葉が特徴的なので中央山に登るときはぜひ探してみてください。

なんの木かわからないけどお気に入り
なんの木かわからないけどお気に入り

植生観察しながらどんどん登っていきます。冬なのにシダや亜熱帯の植物をみるのは不思議な感じ。

父島中央山の山頂に到着
山頂に到着

あっという間に山頂に到着!いい天気だ〜!

小笠原国立公園の看板と山頂にある戦跡
(左)小笠原国立公園の看板 (右)山頂にある戦跡

中央山山頂の標高は319m。父島で一番高い山です。

そんな山のてっぺんにも戦跡がありました。海軍の電波探信儀の台座部分だそうです。

中央山山頂の見晴台
山頂の見晴台

さらに進むと見晴台がありました。おそらく父島で一番標高が高い場所!

のぼってみると谷のほうから巻き上がってくるものすごい暴風で、スーパーサイヤ人みたいになりました(笑)

中央山の山頂にある方位が刻まれた天板
方位が刻まれた天板

見晴台の真ん中には方位と景色が刻まれた天板があります。ハワイ方面、グアム方面、夢があるねぇ〜!

中央山の山頂から見る二見港
中央山の山頂から見る二見港

二見港側のパノラマビュー!!

DJI Pocket2のパノラマ合成写真なので太平洋が上空側に湾曲していますが、実際は地球の丸さを実感することができます。

さてさて初日の出の下見ができたので次のスポット夜明山方面に移動していきましょう!

移動中に見つけた動物標識

ちょっと記憶があいまいですが、中央山から夜明山に向かう途中に見つけた道路標識。

父島にある道路標識には絶滅危惧種のアカガシラカラスバトが描かれている
アカガシラカラスバトの道路標識

小笠原諸島に分布、全体で数十羽しかいない絶滅危惧種のアカガシラカラスバトが描かれていました。

父島にしかない標識もあるので見逃せないぜ〜!

参照 アカガシラカラスバト | 環境省

夜明山周辺

初寝浦展望台に向かう細道へ
初寝浦展望台に向かう細道へ

夜明道路から初寝浦展望台への分かれ道のあたりには駐車スペースがあり、バイオトイレも設置されています。

この「環境保全型(バイオ)トイレ」は結構レアもので、水を使わずに、おがくずの中の微生物の力で排泄物を分解する環境にやさしいトイレなんです。

屋久島なんかにもあるらしく、父島だと夜明山のこの場所だけに設置されています

戦跡:海軍送信所跡

途中、廃墟と化した防空壕がある
途中、廃墟と化した防空壕がある

初寝浦展望台に向かう平坦な山道の途中、なにやら年季の入ったコンクリート造りの建物を発見…!

立入禁止の看板
立入禁止の看板

ところどころ崩れて廃墟化しているので立ち入り禁止の看板が立っていました。

ギリギリのところから中を覗いてみる
ギリギリのところから中を覗いてみる

入り口ギリギリのところから中を覗いてみました。う〜んわからん!

なんのための施設だったのかググってみたところ、どうやら戦時中に建てられた施設跡らしい。

発電所?大日本帝国海軍航空隊送信所?海軍通信隊送信所跡?調べるといろんな呼ばれ方をされていて正式な名称はわかりませんでした。

初寝浦展望台

施設跡からもう少し歩くと草木が開けた場所に出ました。

初寝浦展望台から見える景色
初寝浦展望台から見える景色

じゃーん!初寝浦展望台に到着。

初寝浦海岸
初寝浦海岸

下に見えるのが初寝浦海岸。海の透明度がここからでもわかる!

ちなみにこの海岸へは歩いていくこともできます。初寝浦歩線道(遊歩道)を往復2時間くらいだったかな?

奥の建物で戦跡ガイド中?
奥の建物で戦跡ガイド中?

展望台の隣には先ほどの施設跡と似たような建物があり(送信所の跡地のひとつらしい)、中から音楽と話し声が聞こえてきました。

どうやら戦跡ガイドをしているみたい!邪魔しちゃ悪いので中には入らずに撤退。

父島の戦跡について後から調べても情報が少なかったので、半日程度の戦跡ガイドツアーをいれてもよかったかなと思いました。

首無し二宮金次郎

車を止めた夜明道路まで戻ってくるとなにやら道の向こう側に像があることに気がつきました。

像に近づいてみると…

首なし二宮金次郎
なにかの石像を発見

ギョッ!!!!!首がない!!!!!

でもなぜか二宮金次郎だってことはわかる!!!!!

父島にある首なし二宮金次郎
首なし二宮金次郎

近づいてみるとやっぱり二宮金次郎だ…。首なし二宮金次郎が草むらの中に立っている…。

どうやら元々は小学校に設置されていたもので、首から上は米軍が持ち去ったと言われているんだとか。確証はなくあくまで噂話です。

もし本当だったら「首取ったり〜!」ってノリだったのかな。ちょっとだけこわかったです…!

天文広域精度望遠鏡VERA

夜明道路をどんどんドライブしていくぅ〜!

国立天文台VERA小笠原観測局
国立天文台VERA小笠原観測局

次に現れたのは巨大な白いアンテナ『天文広域精度望遠鏡VERA

こちらは銀河系の3次元立体地図を作るプロジェクトのための電波望遠鏡アンテナでその直径はなんと20m!

父島最大の建造物で、夜間にオレンジ色にライトアップされることから「オレンジペペ(グリーンペペをもじったもの)」の愛称もついているんだとか。

国立天文台VERA小笠原観測局
国立天文台VERA小笠原観測局

父島のほかには水沢、入来、石垣島にVERA観測局があり、この4地点で観測することでとんでもない精度を叩きだすらしい。

その精度は、地球から月面上の一円玉が判別できるほどで世界最高の位置測定精度とのこと。

長崎展望台

夜明山を抜けやってきたのはまたまた展望台!父島展望台多すぎ問題(笑)

駐車して長崎展望台に向かう
駐車して長崎展望台に向かう

案内に従って脇道に進んでいくと車3台分くらいの駐車スペースに突き当たったので、ここからは徒歩で展望台に向かいます。

釣浜や宮之浜園地方面への分かれ道
釣浜や宮之浜園地方面への分かれ道

途中、分かれ道。左の釣浜分岐点に進めば、そのまま電信山線歩道となり宮之浜園地まで行くことができます。

逆に言えば宮之浜園地から長崎展望台に歩いていくこともできるってわけ!

小笠原諸島 父島 長崎展望台
長崎展望台

すこし歩くと『長崎展望台』に到着!

海が青い!

地球は丸い!

長崎展望台から見える兄島
対岸に見えるのは兄島

左側の大きな島は「兄島」、右側に小さく見えている島は「東島」です。

長崎展望台から見える小笠原ワシントンビーチ
小笠原ワシントンビーチ

下のほうに見えているビーチは「小笠原ワシントンビーチ

オーグスティン・ワシントンって人が住んでいたワシントンビーチというらしい。父島住んでた人の名前をビーチ名にしがち(笑)

野ヤギの石蹴り看板

旭山をくだって市街地に戻る途中にまたまた動物標識を発見!

野山羊の石蹴り看板
野ヤギの石蹴り看板

昼間は写真を撮りそびれてしまったので夜のドライブ時にリベンジ撮影しました。

落石注意の看板とヤギがコラボ。ヤギが石を蹴り飛ばしてるみたいでちょっと面白い!

夜明道路から見える二見港

市街地に降りる連続カーブの途中、二見港とおがさわら丸そして緑の山々がきれいに見えるポイントがあったので記念撮影。ちなみに夜景も綺麗でした!

PAPA’S ISLAND RESORT Hale カフェ

PAPA'S ISLAND RESORT Hale
PAPA’S ISLAND RESORT Hale

夜明道路側をドライブして大村に戻ってきました。

ちょうどお昼時だったので、ホテル『パパスアイランドリゾートHale』の1階に併設されているカフェでランチをとることに。

ハートロックカフェもそうですが、このあたりはホテルとカフェが併設されているパターンがほとんどですね。

パパズアイランドリゾートカフェの店内の様子
ハンバーグ定食はすでに売り切れ

ランチタイムは11時から13時10分まで。ハンバーグ定食は売り切れていたので海鮮丼を注文しました。

パパズアイランドリゾートカフェのテラス席
テラス席も心地よさそう

白と青を基調としたかわいらしい雰囲気の店内、海が見えるテラス席も気持ちよさそう。

パパズアイランドリゾートカフェの前菜3品と自家製レモネード
前菜3品と自家製レモネード

さっそく前菜3品と自家製レモネードの登場。このレモネードが甘すぎなくていい!レモンの皮までおいしくいただきました!

パパズアイランドリゾートカフェの海鮮丼
ランチメニューの海鮮丼

どどん!海鮮丼!!

ぶつ切りの魚は漬けてあってそのまま食べてもおいしい!いわゆる漬け丼ですね。アクセントにわさびをつけても美味!ごちそうさまでした。

二見港青灯台&ペリー提督来航記念碑

旧青灯台と海底から取り出された戦前のイカリ
旧青灯台と海底から取り出された戦前のイカリ

食後の散歩、目の前の広場と港をぷらぷら。

広場には『旧青灯台』やイカリがモニュメントとして置かれていました。単体の写真を撮り損ねてしまったのですが、イカリの後ろにあるのが旧青灯台。

青灯台とおがさわら丸
青灯台とおがさわら丸

そしてこちらが二見港の『新青灯台』と真正面から見たおがさわら丸。

ペリー提督就航記念碑
ペリー提督就航記念碑

広場にあったのはアメリカのニューポート市との友好を記念し1994年に作られた『ペリー提督来航記念碑

1853年6月14日にペリー提督が二見港にやってきたことを記念したモニュメントです。ってかペリーって小笠原にも来てたんだ!

というわけで、ざっと一周し終えたので後回しにしていたポイントや脇道のほうへ行ってみます!

境浦海岸

父島の境浦海岸
父島の境浦海岸

今朝ぶりの湾岸通りを10分ほど走ってやってきたのは『境浦海岸』。沈没船で有名な海岸です。

道路沿いに駐車場があるので車でのアクセスは良し!

車道からもチラッと沈船が見えますね。海岸に降りるには少し急な坂を下りる必要があるのでそこだけ注意。

境浦海岸の濱江丸
境浦海岸の濱江丸

海岸の奥にはブランコがあり写真スポットにもなっています。コペペ海岸と同様に休憩舎と公衆トイレも設置されています。

戦跡:濱江丸

そしてこの海岸で絶対に見逃せないのはこちらの沈没船。

沈没船 濱江丸が有名な海岸
沈没船 濱江丸が有名な海岸

父島近海で米機動部隊の攻撃(魚雷)を受け、漂流した末、この場所で座礁した『濱江丸

現在はダイビングスポットとして人気な場所で、父島の周辺には濱江丸以外にも戦争に沈んだ無数の船が海底に眠っているそうです。

参照 父島基地分遣隊ホームページ_濱江丸の歴史

境浦海岸の砂浜も白くて綺麗
境浦海岸の砂浜も白くて綺麗

年々船の崩壊が進み、いまでは海面から船の一部がチラッとみえる程度になっています。あと何年持ってくれるのでしょうか。

USKCOFFEE

小湊駐車場近くのカフェ「USK COFFEE」
小湊駐車場近くのカフェ「USK COFFEE」

小港駐車場に車をとめてやってきたのは『USKCOFFEE

こちらのカフェでは小笠原産のコーヒーを飲むことができます。

USK COFFEE
USK COFFEE

キャンピングカーとデッキ席がおしゃれな雰囲気。

父島では明治時代にコーヒー栽培が始まり、1968年アメリカから小笠原が返還された際、放置されて野生化したコーヒーの木を発見し、コーヒーの栽培が再開され現在に至るそうです。

ちなみに日本産のコーヒーが採れるのは小笠原と沖縄、鹿児島だけなんだって!

参照 日本で採れるコーヒーがあるのを知っていた?小笠原コーヒーの秘密 – 小笠原村観光局

ボニンアイランド・コーヒーとモモタマナッツ
ボニンアイランド・コーヒーとモモタマナッツ

ボニンアイランドコーヒーとコーヒーフロート、手作りクッキーを注文してみました。

右の写真はコーヒーの実ではなくモモタマナッツ。オガサワラオオコウモリの好物なので、その食べかすが父島の道路によく落ちています。

USKCOOFFEEさんはこのモモタマナの実をバターにする事業もしています。

USK COFFEEでは自家栽培・直焙煎のコーヒーが有名
自家栽培・直焙煎のコーヒーが有名

ソファ席でコーヒーを飲みながらゆったり休憩。カフェスペースの隣のお庭にはニワトリが闊歩していてたまに鳴くのがかわいかったです。

ボニンアイランドのアイスコーヒーは割とさっぱりしていて飲みやすい味!一緒にいただいた手作りクッキーもおいしかった~!ごちそうさまでした。

ウェザーステーション展望台

父島ウェザーステーション展望台展望台
ウェザーステーション

水平線に沈む夕陽を見るために島の北西にある『ウェザーステーション展望台』にやってきました。

父島で夕陽を見るならココって感じのスポットで、冬はホエールウォッチングもできる展望台。

山道をのぼった先にあるので車や原付で行くのがおすすめです。

2021年最後の日没
2021年最後の日没

雲もあるけど日も差している。タイミングさえ合えば夕陽が見れるかも!

父島ウェザーステーションでくじらの姿を探しつつ日没を待つ
くじらの姿を探しつつ日没を待つ

ひたすら日没を待つ。海から吹きあげてくる風がさすがに寒いのでウルトラライトダウンがあってよかった!

父島ウェザーステーションでみれた空にかかる虹
偶然みれた空にかかる虹

偶然、虹が見れた!これは期待大!!

父島ウェザーステーションで夕陽をみようとしたが太陽は雲に隠れてしまった
夕陽は雲に隠れてしまった

と思っていたら、日没直前に大きな雲がかかってしまい、残念ながら太平洋に沈む夕陽を拝むことはできませんでした。

ってことで体がすっかり冷え切ってしまったのでホテルに帰ります!!

大晦日の夕食(亀煮・年越しそば)

夜のホテルビーチコマ
夜のホテルビーチコマ

レンタカーでビーチコマに戻ってきました〜!すっかり暗くなりました。

ちょうど夕食の提供がはじまる時間だったので、2021年最後の晩ごはんをいただきます

父島ホテルビーチコマで食べた2回目の夕食
2回目の夕食

お味噌汁のかわりに年越しそばがでてきてびっくり!わずかですが大晦日を感じられました。

そして刺身の左横にあるのが『亀煮』です。

ホテルで出てきたアオウミガメの亀煮と年越しそば
(左)年越しそば (右)亀煮

父島といえばアオウミガメの食文化が残っていることで有名

どこかで食べれたらいいなと思っていたんだけど、まさかのホテルで『アオウミガメの亀煮』が出てくるとは!

一口食べてみるとプルプルとした食感で、牛すじと脂の少ないホルモンの中間みたい。

塩煮?っぽくなっているからか、臭みなどはまったくなくパクパク食べることができました!ごちそうさまでした。

夜の父島ドライブ

大晦日の父島といえばお祭り広場でのカウントダウンイベント、年越しの瞬間に打ち上がる『花火』が有名なんだけど…2021-2022年はコロナの影響で中止。

残念ですが静かな年越しとなりました。

ってわけで時間もあるし車もあるし晴れてるし、昨日のナイトツアーのリベンジも兼ねて夜の父島ドライブにレッツゴー! 

夜明道路から見る二見港の夜景

大村から長崎展望台に向かう山道の途中、きれいな夜景(二見港)が見えました。山道はまっくらなので注意です。

このあと昼間に行った長崎展望台の駐車場で星を見たんですが、あまりの暗さ(目の前にいる友人の顔が全く見えないレベル)に怖くなって10分くらい星空観察して帰りました(笑)

ただこの日の空はすごくすごく綺麗で、見渡す限り満天の星。流れ星も短時間で5つくらい見えた!

広場にあったイルミネーション

本来なら年越しイベントが行われている広場付近。今年は外を出歩いている人の姿はほとんどありませんでした。

ドライブの最後にとびうお桟橋をチェックしましたが、残念ながらサメやエイの姿はなし。

21時頃にホテルに戻り、なんやかんやしながら2022年を迎えたのでした!

次の日へつづく…

次の記事:【4日目】お正月の父島、日本一早い初日の出と海開き〔旅行記④〕

父島2日目の観光マップ

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