​​映画『亜人』感想!何度も死んで生き返る亜人のバトルアクションがかっこいい!!完成披露試写会に行ってきました!

実写映画「亜人」感想 佐藤健と綾野剛のエンドレスリピートバトルがかっこいい

今回、おしゃキミ(@Osha_Kimi)が完成披露試写会に参加して観てきた映画は『亜人(あじん)』

原作漫画がありますが私自身は未読。またアニメ化もされていますが未視聴。

というわけで、原作内容を全く知らないまま映画『亜人(あじん)』を観た感想を書いていきます!

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​​映画「亜人」個人的評価

亜人【あじん】
① 絶命 → 蘇生 → 完全復活の流れで命をリセットし続ける。
② 死んで初めて自分の真実を知る。
③ 亜人にしか見えない「ある能力」を持つ。

映画「亜人」をざっくり表すと「絶対に死なない男 vs 絶対に死なない男のエンドレスリピートバトルアクション」。

え、死んでも生き返るってことは、戦いに終わりがないってこと???

って思いますよね、私もそうでした!

「矛 × 盾」ならぬ「矛 × 矛」状態のエンドレスリピートバトル。物語として、オチというか勝敗をつける必要があるはずなので単純に興味が湧きますよね!

ネタバレに行く前に、さっそくですが、原作を読んだことのない私が実写版映画「亜人」を鑑賞した結果を評価&ざっくり書き出します!

設定 ★★★★☆
ストーリー ★★☆☆☆
アクション ★★★☆☆
ワクワク度 ★★★☆☆
おすすめ度 ★★☆☆☆

 

面白かったところ
・亜人の特性(死=リセット、また生き返る)を活かした戦闘シーン
・ちょいちょいでてくるYoutuberのヒカキン

惜しかったところ
・戦闘シーンが狭い場所でまとまりすぎている
・脇役のキャラクターたちの掘り下げかたが雑

 

アクションでワクワクはしたけれど、絶賛しておすすめするほどでは…

って感じでした。ということでお次は感想!

映画「亜人」感想

物足りないストーリーとキャラクターの掘り下げ

亜人という不死身の新人類(死んでも何度でも生き返る)。その特性に目をつけた政府は、秘密裏に亜人に数々の人体実験を行ってモルモットのような扱いをするように…。

という物語の設定は良かったです。

こうなったら亜人は、政府に対して反逆を起こしますよね〜!

で、この面白そうな設定に期待して映画を見たのですが…。

ストーリーが薄い!キャラクターの掘り下げが物足りない!

これに尽きます。

佐藤 健が演じる主人公:永井 圭 の周りの人間のセリフなんか特にそう。

セリフやシーンに違和感があって原作漫画の”名シーン・有名セリフ”ばかり繋げたのかな?と邪推してしまいました。

永井のことを亜人だと知ってもかくまって助けてくれた婆ちゃんとの関係も薄いまま終わったし、

いいセリフ吐いたおっちゃんは案の定すぐ死んでしまって「名セリフ言わせるためだけに出演させました感」がすごいあるし、

序盤に描いていた永井と妹との関係性そんなにアピールするほど重要だった!??!?!??って疑問だし!!

わかっています。原作ありきの作品を95分の映画(ストーリーのつじつま合わせた)にした上で、脇役のキャラクターまで掘り下げることが難しいことくらい!!

それでも言わせてほしい。

もうちょっと頑張れなかったのかと!!!

きっと原作の漫画では、主人公と脇役との関わりやストーリーがちゃんとあったと思うんですよ(あくまで想像ですが)。

その関係性・ストーリーがある上で、初めて成り立つ「良セリフ」を、セリフだけ抜き取っちゃうもんだから完全にセリフだげ浮いちゃってましたね。

おじさんのセリフにも「意味」や「前後」があるんだろうなと思うともったいないなぁ。

漫画のいいシーン、セリフ抜粋してみました感がザンネン…

役者陣(敵側の綾野 剛や川栄 李奈)の演技が良かっただけにストーリーがよければ…!

スピード感のあるバトルシーン

実写版映画「亜人」はアクション>>>>>>>>>ストーリーくらい、アクションに8割振り切っています。

アクション溢れるバトルシーンは決まったBGMから始まり、大量の死と生が繰り返される。一連のバトルのテンポとスピード感はかなりいいです。一種のスポーツを見ているような気分。

ばったばったと人が死んでゆきますが、BGMのせいか「死」に対してグロさは感じませんでした。

私の場合、序盤の亜人に対する人体実験のシーンがグロさがピーク。さすがに痛そうだったので思わず目を細めながらスクリーンを観ていました。

亜人の良いところでもある「スピード感のあるバトル」ですが、演出的には諸刃の剣だったとも思います。

バトルと同時に繰り返される「スピード感のある”死”」は、キャラクターの命を軽く感じさせ、結果的にストーリーも薄く感じさせる原因の一つになっていました。

亜人以外、つまり普通の人間の「死」も軽く感じられてしまう…。

永井の仲間キャラクターが死んでもそこまで感動できない。先に書いた通りここまでのバトルで「死」が軽くなっていることと、入り込めるほどキャラクターが掘り下げられていないから。

このあたり、「仲間とのつながり感動要素」を捨てきれずモニョモニョとした違和感が残りました。

似たり寄ったりな展開のアクション

アクションの規模は良くも悪くも邦画のアクション。

大部屋ひとつくらいの狭い場所でゴチャゴチャした戦闘シーン連発しすぎ感が否めなかったです。

動きを感じたのは、序盤の亜人保護施設(研究所)内で、逃げ隠れしていて緊張感あったバトルシーンくらいかな。

そのあとビル崩壊という見せ場はあれど、それが終わればビルが崩れた後の広場で半径15m程度の範囲内でゴチャゴチャ。

場所を変えて製薬会社の高層ビルの一室でゴチャゴチャ。ビルの屋上(といっても開閉屋根のあるヘリポート室内)でゴチャゴチャ…

見ている瞬間は、スピード感を楽しめるのですが、全体を通して同じような戦いが続いているのでちょっと飽きてくるかな。

亜人の異能力で「黒い幽霊」同士(デスノートの死神、ジョジョのスタンドっぽい存在)でバトルもするのですが、そこまで新鮮さは感じなかったですし…。

まとめ:アクションをさらりと楽しむ映画

すこしキツイ表現が多くなりましたが、映画そのものはスピード感のあるアクションが楽しめるのでその場のノリで楽しむ分には、十分な作品でした。

私個人としては、実写版映画「亜人」を全体を通してストーリーに対して物足りなさを感じた分、原作の漫画を読んでみたくなりました。

映画では描ききれなかったシーンや設定が多くありそうだし!!

 

たまにでてくるヒカキンで笑っちゃったのが悔しい

 

次の記事へ:映画『君の膵臓をたべたい』完成披露試写会の感想

以上、​​映画『亜人』感想!何度も死んで生き返る亜人のバトルアクションがかっこいい!!完成披露試写会に行ってきました!でした。

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