ちはやふる 27巻 「私が太一の気持ちを砕いてたんです。太一をずっとー」感想

ちはやふる27巻

2015年4月13日発売のちはやふる27巻感想です。太一がかるた部を退部し、ちはやとキスをした衝撃の26巻

そして今回27巻では千早が休部?ちはやと太一の関係は?新入生を迎えたかるた部はいったいどうなる!?さらには実写映画化!の発表!

今回も語りたい内容が盛りだくさん!ということでさっそく感想をまとめました。

感想にはネタバレ要素も含まれますので未読の方はご注意ください。ではどうぞ!

ちはやふる 27巻 感想

粉々に砕いていたんです。太一の気持ちをずっと

さて、26巻は太一の告白とキスシーンで終わっていたのですが、それから二人はどうなったのか!?

まず太一は、かるた部を退部。そして受験に専念するため予備校へ通い始めます。

あまりにあっさりと事を進めていく太一の様子にあの強面の母親も開いた口が塞がらない状態。

一方、部長を失ったかるた部はというと…。

全国大会優勝の実績のおかげか入部希望者が4名も集まり部員数は上々。

3年生=受験生なので、2年生組が新入部員の”指導係”を勤めます。

太一がいなくなったことによって、よくも悪くも残された部員の意識が高まったわけですね。

特に太一の告白を後押ししていた菫ちゃんは入部当時とは比べ物にならないしっかり者に。女帝が感動して泣いていたよ!

そんな新入生の中に田丸兄妹の妹が!A級選手だよ、やったね!と思ったのも束の間。あの兄にしてこの妹あり、つまり性格がよろしくない(絶対、友達少ないタイプ)

この田丸妹の提案で千早vs田丸妹で試合をすることになるのですが、試合中ある短歌を聴いた瞬間 千早の頭の中に太一の告白が浮かんできます。

そこからはずるずると崩れ、結局田丸妹との試合にも負けてしまいます。

そのまま部室から抜け出し、泣きながら廊下を歩く千早。そこに偶然現れたのが深作先生(古典のおじいちゃん先生)ナイスタイミング。

どうしようにもなくなった千早はその場で深作先生に話始めます。

「私が岩だったんです。岩で 岩で粉々に砕いていたんです。太一の気持ちをずっと。太一をずっとずっと」

千早が泣いていた理由は、先ほどの試合で源重之の短歌を聞いて太一のことを思い出していたから。

「風をいたみ 岩打つ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな」

■意味
風が激しいために岸にぶつかる波が一人で砕け散る。そんなふうに貴女を思う私の心は一人で乱れています。あなたは私のことなど何とも思っていないのに。

■解説
たった一人、キミだけに優しくされたいのに、そのキミに冷たい態度をされると、もう僕はどうしていいかわからないほど落ち込んでしまう。恋の終わりをうすうす感じてはいても、認めたくない自分がいるんだ。

「おのれのみ」という言葉は、苦しいのは自分だけ(相手は違う)ということを表しています。たくさんのすぐれた歌を詠むことができても、実際には口に出して相手に上手く伝えられない、重之の不器用な人柄もうかがえます。

引用元:平成的百人一首論

 

これ!完全に源重之=太一じゃないですかやだー。

たくさんの優れた歌を詠むのに恋愛は苦手な源重之と、同じように勉強やスポーツ、かるたをそつなくこなす太一。

二人に共通しているのは想い人が全然振り返ってくれないことでしょうか。

この短歌を聞いて太一の事を思い浮かべた千早。一体どんな気持ちで泣いているんでしょうか?

単純に太一の想いにずっと気が付かなかった事に対して?それとも「ごめん」と断った事に対して?

そんな千早を見て深作先生は「君も砕けそうですよ でも 百人一首がつないでとめていたのかな」と優しく受け止めます。

そしてこの後の深作先生の言葉が後々、千早の大きな影響を与える事に…。

場面変わって、予備校へ通う太一。そこには”先生”と呼ばれる現名人 周防久志の姿が…

ああ!いいところで章が終わり!周防さんの登場に驚きを隠せない私。

周防名人と太一が予備校で遭遇ってこれからどうなるの?

千早は千早で、もうかるた取れないとか言い始めるし。まったくあなたにはクイーンの夢があるでしょう!

それにしても今回はメンタルやられすぎな気がしますね。ちょっと前に新に告白された時はこんな風に気持ちを揺さぶられなかったじゃない?

それなのに太一が告白した後は心の底から気持ちがぐちゃぐちゃにされているというか…。

明らかに千早の気持ちを揺さぶっているのは太一だと思うのですよ!期待していいですか?恋愛的な意味では太一と千早がくっつくと思っていいですか!?

ずっと想ってきた太一、報われて欲しい…

学びなさい 大事なものを すべてを

「学びなさい なんでもいいから 学びなさい」深作先生から言われてことを守り、少しずつですが受験勉強に取り組み始める千早。

勉強は集中できるみたいだけど、かるたの方はというと…

あの日以来、千早は田丸妹に何度も負けている状態。

東京予選も迫っているのにどうするのかと思っている矢先に、田丸妹がランキング戦で東京予選の出場メンバーを決めようなんて言い出すものだからもうバラバラ。

思いのほか強い新入部員、調子のでないキャプテン、収めるキャプテンがいない。
この状況をどうするのか、みんなが頭を抱えていたその時、ずっと黙っていた千早の口から衝撃の言葉が…

「休部させてください」

そういって部室を出て扉の前で泣き崩れてしまう千早。
うん、扉の窓に貼付けてある「かるた部新入部員大歓迎」と書かれたポスターが空しさを引き立てますね。

かるた部どうなるの?それにしても田丸妹の存在がイライラする(笑)

そのうち千早、かるた部と打ち解けて強力な戦力になるんだろうけど、とりあえず嫌な奴だぜ。

あと新は高校でかるた部を作っていました。メンバー集めを頑張って部設立!!(新にあまり興味がないので感想が雑ですみません)

君はかるたを好きじゃないのに

千早がかるた部を休部しているとはつゆ知らず、受験勉強のため予備校へ通う太一。

そこには現名人である周防久志が予備校講師を務めていました。

周防久志の生徒への挨拶がなかなか印象的だったのでちょこっと紹介

「ある日気が付いたんです。”青春”という文字の中に”月日”があったこと
とたんに青春が惜しくなりました。自分の中に青春を探し始めました。」

このセリフ、27巻の中で一番好きな台詞かもしれない…24巻あたりから周防さんの株がぐいぐいあがってきているのは私だけ?

そんな周防名人の意外な言葉、一面に触れた太一はなんだかボーっとしたままファストフード店へ。

そこで同じ予備校に通っている女子高生にイヤホンを差し出されるのですが…。

突然現れた周防名人がイヤホンをぱっと取って立ち去ってしまう。これは周防名人が太一の耳に気を使ったのかな。

思わず周防名人の背中を追う太一。

すると周防名人は歩道橋の上で立ち止まり「かるた部をやめたの?」と太一に話しかけ始めます。

「かるた部やめたの?かるたを心底好きな人たちの中にいるのはきつかったよね

君はかるたを好きじゃないのにすごく頑張ってえらいなぁって思ってたよ

それでも耐えるくらい好きだったんだよね あの人たちが

周防名人の言葉を聞きながら黙って涙を流す太一。

周防さん…あんたやっぱすごいよ、太一の気持ちをちゃんと見抜いた人っていないんだよ!

だって肝心の千早が気づいていなかったんだもの。

太一と同じようにかるたを好きじゃない周防名人が今でもかるたを続けているのは、あのおばあさんのためでしょう。そういう共通点があるからわかるのかな。

太一を泣かせたその言葉だけ残して歩いていってしまった周防さん。

そして一歩踏み出した太一の後姿が写ったところで章がおわり。

章のラストページには「青春全部懸けてから言いなさい」の文字が。

よし、太一はもう一度かるたに戻ってくるフラグでしょこれは!

それにしてもこの二人一体どうなるの?周防さんが太一の師匠になるのかな?どうなんだろう。

私、気になります!

月と太陽

千早と太一を失ったかるた部。何とか頑張ろうとする部員でしたが、田丸妹の影響で部の雰囲気がすこぶるよくない。

ほかの新入部員もつまらないと言い始める始末。

どうにかしようと1年生ひとりひとりと話してみることに。すると案外打ち解けることができて部の雰囲気もいい感じに!

そんな部の様子を見て何を思ったか帰ると言い出す田丸妹。

あ~自分が主導権握ってないと気分害しちゃうタイプか、うん面倒くさい!

田丸妹が立ち去っていくの様子を見て何か考えている様子のかなちゃん。

部活の帰り道に思わず机君に「部長と千早ちゃんは月と太陽みたいでしたよね…」とこぼしてしまいます。

ここから衝撃の展開

机君が…あの机君が!

「笑わないでね僕は頑張れるよ 僕の月も太陽もかなちゃんだから 頑張れるよ」
おいおい…これ告白でねーの?机君告白しちゃったんでねーの?おらびっくりだよ!

まさか机君が告白するなんて思ってもないもの!

んで?かなちゃんの返事は?OKなの?

と思ってページをめくったら場面変わって福井!また新編くそっ!!!

二人とまた同じ景色を

かるた部を設立した新達は、さっそくヒョロ君理音たちのいる富士崎高校と合同練習することに!

そこで桜沢先生に「瑞沢高校の太一と千早がかるた部をやめた」ことを聞かされます。

動揺する新でしたが、今はチームの練習。目の前の相手に勝つことに集中することに。

ここでチーム戦のむずかしさや富士崎の声掛けなど、チームで戦うために必要なことを勉強!

そしてその日、新はかるた部を去ってしまった二人 太一と千早に一通のメールを送ります。

タイトル:かるた部作ったよ
本文:近江神宮で会おう

このメールを受け取った千早の絵と「太一は必ず戻ってくるから強くなってあいつを待とう。」という言葉で27巻は終わり!

はぁ…あっという間に読み終わってしまった。

超個人的感想

続き読みたい。28巻の発売まだですか?(2015年7月13日発売予定)

まずは表紙について。

※2015年5月26日 下部に追記訂正あり
絵描かれているのはムラサキツメクサに囲まれた千早。ムラサキツメクサとはクローバーの一種です。

そしてクローバーの花言葉は「善良で陽気、豊かな愛、勤勉、実直」

 

また今回表紙に描かれているムラサキツメクサ(別名:アカツメクサ)は特に”勤勉”を指すそうです。

 

確かに27巻で千早は考えられないくらいガリガリ勉強してましたからね。納得!

 

※2015年5月26日 表紙の花について。追記訂正です。
お優しい方にコメントをいただき発覚したのですが、どうやらクローバーではなくゲンゲ(レンゲソウ)という花だそうです。

花茎のすっと伸びているところ、マメ科に特徴的な葉っぱのかたち、花茎を編み込んでレイに出来るところなどからそう考えます。

花言葉は「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」

有名な俳句に「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」なんてのもありますね。

コメントから引用させていただきました!ありがとうございます。

あとは周防さんと太一の関係が気になったかな〜27巻のラストの新のメールを見たあとのシーン。

周防さんと太一が一緒にいるし、その部屋が和室っぽい。

これ二人でかるたやってるってことでいいんですよね。都合良く解釈しますよ私!

きっと周防さんと太一が秘密の特訓を積んでいて、太一はものすごく強くなっているんだ!

きっとそうなんだ!(僕の考えた最強の太一(画像略))

はぁ、実写映画化も決まったしキャスト気になる。今流行りの若手女優だろうな…。

広瀬アリス・すず姉妹とか有村かすみさん西内まりあさんとか…あり得そう。男性陣は福士蒼太さんとか…。

そもそも映画化するにしてもたった2時間の映画でちはやふるはまとめられないだろうからどうなるんだろう。

いちファンとしては妙な脚本改悪とかが無ければいいかな、映画化でちはやふるの人気が高まれば嬉しいし!(私は映画見ないかもしれない)

 

ちはやふるの感想はこちら

前:26巻「あなた一人を、想ってきた――。」感想
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以上、ちはやふる 27巻 「私が太一の気持ちを砕いてたんです。太一をずっとー」感想でした。