冬にしか見ることができない美しい氷の世界、見に行ってみたくないですか!?
都心から電車で約2時間、埼玉県の秩父にあるんですッ…! その名も「三十槌・尾ノ内渓谷・あしがくぼ」の秩父三大氷柱!
実際に電車とレンタカーを使って、日帰りで3か所の氷柱をめぐるおでかけをしてきたので、撮りためた写真とあわせて紹介します。ぜひ参考にしてください。
関連記事:秩父三大氷柱の開催期間やライトアップ、バスツアーの情報まとめ
1日で秩父三大氷柱をめぐってきた様子・感想
(B)尾ノ内百景氷柱(C)三十槌の氷柱(D)あしがくぼの氷柱(電車マーク)西武秩父駅
尾ノ内百景氷柱、三十槌の氷柱はそれぞれ西武秩父駅から約30Kmくらいの距離にあります。
当初の計画では「西武秩父駅→尾ノ内渓谷→三十槌の氷柱→あしがくぼの氷柱→西武秩父駅」って移動コースを考えていたのですが…!
渋滞に次ぐ渋滞でスケジュールが狂ったためこの通りに移動できませんでした。
あしがくぼの氷柱は電車から見ることに
2018年2月某日、おでかけのスタート地点は東京 池袋駅。
西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」に乗って西武秩父駅まで電車移動。
電車内でランチを食べつつ、ゆっくりと西武秩父駅に向かいます。
関連記事:予約が難しいほど人気!西武鉄道の「52席の至福」に乗ってブランチコースを堪能!
途中、13時すぎに芦ヶ久保駅に停車。約30分の降車・自由時間がありました。
ってことで、とりあえず駅から出てみることに。
徒歩10分で氷柱まで行くこともできたのですが、さすがにじっくり氷柱を見ている時間はなかったので断念。
(最初のスケジュールでは夜、ライトアップに合わせて芦ヶ久保に戻ってくるつもりだったのでまぁいいかと思ってた)
駅の目の前にある「道の駅 果樹公園 あしがくぼ」で氷柱クッキーを買ったり、秩父名物の「たらし焼き」を食べたりしながら過ごし電車に戻りました。
私が乗っていた「52席の至福」は、芦ヶ久保から西武秩父駅にむかうとき氷柱の前で超減速走行になるんですね。
このときに車内から「あしがくぼの氷柱」全体を眺めることができました。
ちらっと見えている富士浅間神社の鳥居は「美のパワースポット」として知られています。
電車内から見てもバツグンの近さ! 実際に歩いて見てまわれたらすごくいいだろうな〜!
この日めぐった氷柱会場の中で、こんなに氷柱に接近できる場所はあしがくぼだけでした。
全体でみると数日前に雪が降ったこともあり、氷柱の上には雪が乗っていてこんもり見えました。
こればっかりは日が悪かったかな〜、雪で白くなり透明感が薄れてしまった感。
そうこうしているうちに1、2分で鑑賞タイム終了。
この時はまさか渋滞で戻ってくれなくなるとは思っておらず、もっとちゃんと見ておけばよかった…!
あしがくぼの氷柱の詳細:あしがくぼの氷柱への行き方、ライトアップの時間や駐車場など事前に知っておきたい情報まとめ
西武秩父駅から尾ノ内渓谷へ
14時頃、電車が西武秩父駅に到着。
駅のすぐそばにあるトヨタレンタカーで予約していた車で「尾ノ内百景渓谷」へ。
約30kmの道のり、予定では1時間弱で到着のはずだったのですが…。
3分の2をすぎたあたりで大渋滞。尾ノ内渓谷まで一本道だからどうしようもなく…。
待つこと2時間、ようやく尾ノ内百景氷柱の駐車場に到着。
時刻はすでに16時半。急いで入場券売り場でお金を払い先に進みます。
売り場の向かい側にはトイレがあったし、脇で火が焚かれていたので暖も取れました。
ただ、私はここでゆっくりしている暇がない! 奥へ進みます。
いつのまにか道路の舗装もなくなり山道に。
道には「おがくず」が撒いてあった(たぶん凍った土が踏み潰されてぐしゃぐしゃになるのを防ぐのと凍結に転倒よる転倒防止)ので、
汚れてもいい普段靴を履いていてよかったです。
3分ほど歩くと目の前に現れたのは、吊り橋と渓谷の崖一面をおおう氷柱。
氷の芸術と吊り橋のコラボレーション、まさに映えスポット。
橋の上から見た渓谷の氷柱。
ここもあしがくぼ同様、氷柱の上に雪が積もっていて透明感が弱く感じましたが、それでも十分綺麗でした(それともこの状態がデフォルトなの?)
吊り橋の入り口には「◯◯人以上同時に乗らないで」みたいな注意書きがあったので、一応守って進んでみたけど…まぁ無駄。
後からくる人たちが全く守らず、橋の上にすし詰め状態に…。
というのも橋自体、行って帰ってくるだけのものでどこにも繋がっているわけでもないんですよね。ってことで戻るのに一苦労(笑)
尾ノ内百景氷柱の詳細:尾ノ内百景氷柱への行き方、ライトアップの時間や駐車場など事前に知っておきたい情報まとめ
さすがに20分も外にいると体力的に厳しいし三十槌にも行きたい、ってことで滞在時間20分ほどでサクッと切り上げ。三十槌の氷柱へと急ぎます。
この時はここから三十槌の氷柱に立ち寄って、さらにあしがくぼの氷柱ライトアップに行く余裕があったのですが…
尾ノ内渓谷から三十槌の氷柱へ
尾ノ内渓谷から三十槌の氷柱まで約31kmの距離。予定では1時間弱、17時半には到着するはず…。
でしたが、そううまくいくはずもなく!!
残り10kmほど、三峰口(国道140号線と県道210号線の別れ目)あたりから渋滞発生し始め…。そこからほぼ徐行と停車の繰り返し。
途中で気がついたのですが、当日は運悪く「三十槌の氷柱ライトアップ最終日」だったっていうね。渋滞の原因は完全にこれだな〜。
途中、1mmも進まなくなったと思ってたら、隣を(本来は反対車線)大型観光バスが走って追い抜いていくんですよ。
バスツアーはスケジュールが決まってるから、一般車より先に案内してたんでしょうけどめっちゃずるいと思いました(笑)
結局、駐車場についたのは19時半。本来なら1時間かからないところが約3時間…(車から見上げる星空が綺麗だったことだけが救い)
その日のライトアップは20時までだったのでかなりギリギリの到着。
空はすっかり暗くなり、気温もぐっと下がってきました。このころになるとさすがに寒さに体が震えだす。
急いでライトアップ場所の川辺へ降りていきます。
暗闇の中、パッと青白いライトアップが見えてきました!
最初に現れたのは天然の氷柱。秩父三大氷柱の中で唯一、自然の力だけで作られた氷の芸術です。
近づいて見ると氷柱一本一本が細く長く伸びていて透明感が強い。
時間で切り替わっていくライトの色で印象が変わり、ずっと見ていたくなる美しさでした(寒いからそうもいかない)
さらに奥に歩いて行くと見えてきたのは人工氷柱。
天然の氷柱よりも大きくより高い位置から氷柱が伸びています。まるで龍が口を開けてこちらに向かって来ているような迫力。
天然の氷柱とはやはり違う印象を受けました。こうやって天然と人工をすぐ横で比べられるのは楽しかったです。
あ、ちなみに川辺は凍結がすごくて何度も足を滑らせそうになったので十分注意してください。
三十槌の氷柱の詳細:三十槌の氷柱への行き方、ライトアップの時間や駐車場など事前に知っておきたい情報まとめ
三十槌の氷柱から西武秩父駅へ
体が寒さに悲鳴をあげたところで帰ることに。
帰りの道は混雑もなくスムーズでしたが、当然ながらあしがくぼの氷柱へ行く余裕はなく…21時頃にレンタカーを返却。
西武秩父駅で特急のレッドアロー号を待っていたのですが寒さがキツい!
駅の待合室は満席で寒さをしのげなかったんです。祭の湯も閉まっていて駅前はまっくらだし(笑)
レッドアロー号の時間に合わせて帰ってくればよかったなぁ~とちょっと反省しました。
最後は電車で爆睡しながら池袋へ。お疲れ様でした~!
感想まとめ
急ぎ足ではありましたが、午後の時間だけであしがくぼ・尾ノ内・三十槌の氷柱(ライトアップ)を見てまわることができました!
ライトアップ最終日ということもあり渋滞との戦いで大変でしたが、美しい氷柱を見れて大満足のおでかけになったかな。
個人的には一番印象に残っているのは「三十槌の氷柱のライトアップ」
特に天然の氷柱が繊細でとても綺麗でした。毎日ライトアップしているので、ぜひ足を運んでほしいです。
他の二箇所のライトアップも見たかったな〜なんて思うけど、もう一度いくとしたらバスツアー予約します(笑)
クラブツーリズムで詳しく見る
あ、でも「52席の至福」で西武秩父に行くってプランも非日常感があっておすすめですよ!
コメント