今回は凛ちゃん回でした。ラブライブ1期では凛ちゃんにスポットを当たった回はなく初めてのメイン回となります。
あらすじというよりは主観が多めの感想です。それではどうぞ!
ホントの気持ち
ファッションショーの一幕で曲を披露することとなったμ’sなのですが二年生組が修学旅行期間に入ってしまい6人体制で練習をすることに
そんな中、絵里と希は生徒会のお手伝いに駆り出され、まともに練習に参加できるのはまきりんぱな+にこだけ。
こんな状況で誰が仕切るのかという話になり、3年生組から今後のこと(三年生の卒業)を考えて臨時で凛にリーダーを務めるよう告げる。
もちろん真姫と花陽は納得。真姫ちゃんがリーダーだとなにかと衝突多そうだし、花陽はサポートの方が向いていそうですしね。
そんな中、一人納得しない凛なんとか絵里が説得して臨時リーダーとなるのですが・・・
凛ちゃん主導で練習はじめて見るがなかなかうまく進まず・・・心なしか凛ちゃんも元気がない
そもそも凛ちゃんは乗り気ではなく渋々了承し、その説得の際にも凛ちゃんの口から出るのは「凛には向いてないよ」とか「中心に立つタイプじゃないし」と、自分に対する自信の無さを現す言葉ばかり。
そんな中、まきりんぱなでの帰り道
リーダーに向いていないと嘆く凛ちゃんを励ます真姫と花陽
花陽「μ’sに脇役も中心もないの!グループにいる限りみんな一緒だよ!」
凛「それはそうだけど…でも…凛は別だよ…ほら…全然アイドルっぽくないし…」
花陽「それ言ったら!私の方がアイドルっぽくないよ!」
凛「そんなことないよ…だってかよちんは可愛いし…女の子っぽいし…」
真姫「よほどの自惚れやでもない限り、自分より他人の方が可愛いって思ってるものでしょ?」
凛「違うよ!凛は違うの…」
凛「引き受けちゃったし、穂乃果ちゃんが帰ってくるまではリーダーはやるよ!…でも…向いてるなんてことは 絶対ない!」
なんでこんなに凛ちゃんは自分に対する自信がないのか。
原因は小学生の頃スカートを履いた時に男子にからかわれたこと。
そしてそれが凛ちゃんの中でなんとなく女の子っぽいことをする事に抵抗、恥ずかしい、また似合わないと言われたら‥・という恐怖(トラウマ)になっている気がしました。
ささいなことでもトラウマになるんですよね。
凛ちゃんの気持ちが手に取るようにわかる!
なんせおしゃキミも兄弟のお下がりを着る小学生でしたから男の子に何度も間違えられましたし、中学生になって制服のスカートを履かなければならないときは似合ってないんじゃないか、いまさらスカートなんか履いて女の子っぽくしてからかわれたらどうしようってすごく悩みましたからね。一度着てしまえば慣れちゃうんですけどね~!なかなか第一歩が踏み出せないんですよ。
こんな状態で、ナイーブになっている凛ちゃんに突きつけられた次の試練
それはファッションショーのステージでのセンター!このひらひらで可愛い衣装を来てセンターに立たなければならない・・・と。本来センターを務めるはずの穂乃果が悪天候の影響で帰ってこれないため臨時リーダーである凛ちゃんが選ばれたのですが、当然こんな衣装は着れないと断固として拒否します。
あまりにも頑なに断る+リーダーとセンターの責任を背負うのは大変という事で例の衣装は花陽が着ることに
自分が着なくてすんだと意気揚々と屋上へ向かおうと扉に手をかけた凛ちゃんが振り向くとドレスを着る花陽の姿が・・・次の一瞬の凛ちゃんの表情・・・気持ちが分かりすぎてズキズキしました。
花陽が女の子っぽい可愛い衣装を着る姿を見て純粋に可愛いと思う反面ちょっといいなって思っているんです。自分も花陽みたいに女の子らしい見た目だったら着たかったな~なんて思っていたんじゃないでしょうか。
いくら思い出の中の男の子が凛ちゃんをからかっていたとしても、いくら自分自身で無理と決め付けていても、やっぱり凛ちゃんは女の子ですから可愛い衣装を着たいはずなんですよ!!
それでいくらか葛藤があるのですが、やっぱり女の子らしくないから似合わない!って決めつけちゃうんですよね!そんなことないのに・・・!
ファッションショーの衣装の事が頭に残っていたのでしょうか、家に帰って暗い部屋の鏡の前でワンピースを体に合わせる凛ちゃん。
部屋が暗いっていう状態で女の子らしい自分の姿を見る。
人は怖いものを見るときに薄目にして見たりします。つまり凛ちゃんもトラウマのせいで女の子らしい自分を見ることに抵抗、これは少々言い過ぎですが恐怖があるのでしょう。ましてや人前で見せるなんてもってのほか状態なのだと思います。
だけどね、たとえ男の子のからかわれていたと言っても、それは昔の、小さい頃の凛ちゃんの話。だって凛ちゃんはもう高校生ですから、第二次成長期を迎えていない小学生とは違うんだよね。それに気づいてくれたら・・・
そうしてそのままファッションショーステージ当日に。
控え室で凛ちゃんがタキシード風の衣装を着ようとするとそこには・・・
センター衣装であるドレスが!
なんと他のメンバーで話し、凛ちゃんをセンターにする運びになっていたのです。
戸惑う凛。そんな凛に思いをぶつける花陽と真姫
花陽「凛ちゃん!私ね!凛ちゃんの気持ち考えて困っているだろうなって思って、(センター衣装を着ること)引き受けたの…でも!思い出したよ!私がμ’sに入った時の事。今度は私の番!凛ちゃん!凛ちゃんは可愛いよ!」
真姫「みんな言ってたわよ。μ’sで一番女の子っぽいのは凛かもしれないって」
花陽「私が可愛いって思ってるもん!抱きしめちゃいたいって思うくらい可愛いって思ってるもん!」
真姫「花陽の気持ちもわかるわ 見て見なさいよ、あの衣装!一番似合うわよ。凛が!」
怒涛の褒め殺し(笑)
いや、一言一句同感だけれども(笑)
花陽がμ’sに入ったとき「かよちんなら出来る」といって背中を押したのは凛。その時のお返しなんです。凛ちゃんが勇気凛りんになれるように!アイドルとして女の子として輝けるように花陽がめいいっぱい背中を押してあげる番なんですよね。
1期の4話を思い起こさせるこの演出、すごく感動しました。毎回「感動した」しか行ってないからバカみたいだけどホントに感動しました。
凛「それでは!一番可愛い私達を見ていってください!」
憧れの瞬間を迎える時が来たよ
良いのかな?こんなにも幸せ感じてるよ
光に誘われて歩き出すこの道は
未来へと続いてる 希望に満ちてるね
誰でも可愛くなれるきっとなれるよ
こんな私でさえも 変身
だからね あげるよ 元気
そのままの笑顔で
歌おう歌おう あげるよ 元気
悩まないで夢を見よう
大好きなみんなとならば
新しい事出来る
生まれ変わろうこれからもっと
広がるはず
さあ明日が見えてくる
Love wing love wing
この歌詞の素晴らしさ・・・
「良いのかな?」「こんな私でさえ」のフレーズが凛ちゃんらしいというか・・・
これを海未ちゃんが作詞したのだとしたら天才ですよ!!!
2期で変顔担当みたいに扱われてるけど海未ちゃんの作詞センスぱないよ!
こうして花陽真姫μ’sのおかげで大きく変身して”新しい”凛ちゃんが誕生したのでした!ついに練習着がスカートに!!!凛ちゃんが明るい部屋の姿見の前でワンピースを着ていて泣いた自分がいる。
余談ですが凛ちゃんの部屋の机の上には少女漫画が並んでたり、4話の階段に座るシーンでハンカチを敷いていたりホントに女の子っぽいんですよ~。要チェックです!
別視点 高坂穂乃果のカリスマ性
2期になってから穂乃果がポンコツなんだけどポンコツじゃないんですよね。
穂乃果とμ’sの各メンバーと間には絶対的な信頼関係があるように思えます。2期になってからはそれが顕著になっていて・・・
合宿回では穂乃果は他のメンバーを信頼して寝まくってましたし、今回の5話では絵里、花陽と電話で会話をしており距離があるにも関わらず全てを見通したようにアドバイスを送っていました。
穂乃果の成長っぷりが今後の展開につながる気がして怖くもあるのですが・・・
3話でA-RISEの綺羅ツバサちゃんが言っていたように穂乃果には人を惹きつける何かがあるんですよね。
穂乃果がやる事について行きたくなる!リーダー性、カリスマ性とでも言いましょうか・・・。
そんな穂乃果に引っ張られここまでやってきたμ’s
今回で次のリーダーは凛ちゃんの流れになっていますね。
世代交代とかそういうことを考えると心が苦しくなる‥・三年生・・・。
以上、ラブライブ2期 第5話「新しいわたし」感想でした。
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ラブライブ!かいで、一番スカート似合うのは、りんちゃん一択