共有力は宣伝力、SNSとオタクについて考える

SNSとオタクについて考える

どうも、おしゃキミです。こんばんは。

先日、オタクとコラボ商品について四コマを描いたのですが(【今日の4コマ】オタクあるある、アニメコラボ商品を買った時の話)、記事を書いている最中にSNSとオタクの関係ってWin-Winでしかないよな~と思ったので、そのことについて書きたいと思います。

共有力は宣伝力、SNSとオタクの市場価値

SNS特有の「共有」とオタク

例えばあなたが好きなキャラクターが、有名商品とコラボしてパッケージイラストに採用されることになったとします。商品を手に取り購入したあなたはどのような行動をとるでしょうか?

純粋に商品を消耗・使用するだけの場合もあると思います。が、とりあえず手に持っているスマートフォンでコラボパッケージをパシャリ! と、写真にとってしまうのでは?

そして、その写真をSNSに投稿するまでが一連の流れ。こういう人、一定数いますよね。私もまさにそのタイプ。

では、この一連の行為にどんな意味があるのでしょうか…考えたときに浮かび上がってくるのは、「シェア」や「リツイート」つまり「共有」というワード

この「共有」こそまさにSNS特有の文化でありこれほどまでにSNSが流行ったきっかけ。そんなSNSの中でも、特にオタクの性質にドンピシャだったのがTwitterですよね。

「つぶやきっていう単位が気軽だし、FBほどリア充感なくてもいいし、匿名にできるし! 趣味でつながることができる! Twitterってほんとオタク向け!」

さて、冒頭の「有名商品とのコラボパッケージの話」に戻しますが、コラボ商品を手に取る際の心理状況は本当にそのキャラクターが好きだからだけなのでしょうか?

例えばパッケージを手に入れたい気持ちしかなかったとするならば、コラボ商品の画像をSNSにアップしたり、購入したことを報告する必要はありません。

しかしTwitterにはたくさんの購入報告ツイートや画像が流れてきます。こういった行為をするオタクは、コラボ商品そのものだけでなく“他のオタクと喜びを共有すること”に価値を見出しているのではないでしょうか。

共有力は宣伝力

コラボ商品を購入しツイートしたオタクのフォロワーは『潜在的にその商品に興味を持っている、購買に繋がる可能性の高い』層だといえます。一般的にTwitterにおけるオタクのフォロー関係は趣味趣向などがかなり偏ったものになるからです。

つまり同じ趣味を持った人たちがフォロー関係に多く存在しているため、一人のオタクがコラボ商品のツイートしそれが拡散となれば、ツイートはそのオタクのフォロワーのさらにフォロワーの目に留まります。

このオタクたちの”共有”の連鎖は企業にとってメリットになりうるので、これからもコラボ商品はどんどん発売されていくんじゃないかな。

だってダイレクトに宣伝できるコラボ商品購入ツイートっていうのは魅力的だもの。

SNS等の拡散(画像付き)= 宣伝、共有力はイコール宣伝力となる。そこを企業が見逃すはずがないってわけです。

個人的まとめ

ここまで書いてきてなんですが、共有なんてものは意識せずに純粋にコラボ商品を求めているオタクが大多数だと思います。普段使いできるアイテムとか嬉しいよね!

でもやっぱり、アニメキャラクターなどどコラボする企業のメリットはオタクの購買力そして共有力なんじゃないかな。オタク市場ってそれくらい共有力があると見込まれているんですよね。

少し話はずれますが、Twitterでよく見かけるのがどこかのメーカー企業のTwitter公式アカウントがオタクが好きそうな内容のツイートしている光景。これは「公式アカウントがオタクっぽいことをつぶやく」とオタクの界隈でRT祭りが起こるとわかっているからですよね。

実はこの「共有力と宣伝力」の話はオタクに限った話ではありません。

インスタグラムではハッシュタグによる流行など、新たなブームが生まれています。

11月11日、ポッキーの日なんかもそれ。数年前までポッキーの日って無かったのにいつの間にか定着しつつあるイベント日になっています。

ハッシュタグをつけて投稿してね!関連の宣伝で⚪︎⚪︎の日が作れてしまうんだからすごいよね。

企業アカウントですらこういった宣伝方法をとるわけですから、共有力はかなり重要視されていると断言しても過言ではないんじゃないかな!?

「ってなわけで、オタクの宣伝力を信じてこれからもコラボ商品の可能性をどんどん広げていってほしいですよ企業さん!」

以上、共有力は宣伝力、SNSとオタクについて考えるでした。

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