どうも、おしゃキミ(@Osha_Kimi)です。今年の4月下旬に1泊2日で福岡県に遊びに行ってきました。
今回の旅で出会ったおすすめの観光スポットは、山頂から北九州市内外を一望できる「皿倉山」
市内からのアクセスもよく、ケーブルカーとスロープカーを使えばあっという間に見晴らしの良い山頂(622m)へ登ることができます。
皿倉山といえば「新日本三大夜景」にも選定されていて夜景のイメージが強いかもしれませんが、昼間の景色もきれいでかなり「映え」ます。
そんな穴場観光スポット「皿倉山」を早速紹介します。ぜひ旅の参考にしてくださいね!
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皿倉山ケーブルカーとスロープカーで簡単山登り
福岡北九州市にある皿倉山は、小倉城やTOTOミュージアムなど北九州の有名観光スポットから車で約40分ほどの場所にあります。
私はレンタカーを借りていたので車で皿倉山へ。(※土日祝日は八幡駅から無料のシャトルバスが出ています)
駐車場は皿倉山のケーブルカー乗り場にいちばん近い「帆柱公園立体駐車場(有料)」を利用。
混雑もなくすぐに駐車できました。
駐車場の目の前に山麓駅があります。さっそく窓口で「ケーブルカー&スロープカー往復通し券 1,200円」を購入。
ここから皿倉山山頂までのコースはこんな感じ。
- 山麓駅でケーブルカーに乗車
- 山上駅に到着
- スロープカーに乗車、山頂へ
まずは山麓駅からケーブルカーに乗り山上駅へ向かいます。
ケーブルカーは20~30分に1本の運行間隔。いいタイミングだったのでそのままホームへ。
ケーブルカー:山麓駅から山上駅へ
九州最長、全長1100mのケーブルカーかなた号。車両にはスイスCWA社のロゴが!
スイスCWA社といえば、千葉の鋸山に登ったとき「鋸山ロープウェイに乗って絶景を堪能!フェリーを使った日帰り旅行」のゴンドラもここの会社製だったな~と。
スイスといえばアルプス山脈だし、やっぱり山の乗り物に強いんですかね。
ケーブルカーの中は思ったよりも広々とした感じ。
前後ろ、左右、そして天井もガラス張りなのでどこからでも景色を楽しむことができます。日差しが気持ちいい。
私は最後尾に座ることにしたのですが、これが正解でした。
途中、黄色のケーブルカーはるか号とすれ違うため線路が二股に分かれる箇所があるのですが…
バッチリ正面から見ることができたんです!
この光景を真正面から見るためにはやはり車両の先頭か最後尾の席に座っておくのがベスト。
はるか号の姿も遥か彼方、、、山上駅に近づいてきたころ広々とした景観が目の前に広がります。
さきほどまでは市内の景色は木々の間から見える程度だったので、印象がガラッと変わりました。
どちらの景色にも違う良さがありますね!
ちなみに目の前に流れているのは川だと思っていたのですが「洞海湾」とのこと。ち、地理力ゼロ~!
そうこうしているうちに5分ほどで山上駅に到着。とりあえず角度がえぐいです。
急斜面すぎて北九州市内がなんとな~くこちら側にせり上がってきているように見え、なかなかの迫力。
これも最後尾に座った特権ですね!
ケーブルカーを降りて今来た道をのぞけば、これまた結構な勾配。立つとき少し足がすくむレベル。
最大傾斜度は28度。ググってみるとスキー場の上級者コースくらいという書込みを見かけました。スキーをしないのでホントか嘘かわからないですが!ハハハ
さて、ここから山頂まで歩いていて登ることもできますが、せっかくなのでスロープカーに乗り換え山頂を目指します。
スロープカーの運行時刻は、ケーブルカーの発着時間と連動しているので基本的に待ち時間は発生しません。
走行中、車内には音声案内が流れており、説明と一緒に北九州市や洞海湾を見て景色を満喫。
ちなみにこのスロープカー、平成19年に宝くじの普及宣伝事業として日本宝くじ協会の助成を受けて整備されたものと案内が掲示してありました。
スロープカーができるまではスカイラインリフトがあったそうです。
リフトでこの斜面を移動って…想像するだけで怖すぎる…。
約3分、山肌に沿いほぼ横に進むような形で、山上駅からゆるやか~に山頂駅まで登ってきました。
この時点で素晴らしい見晴らし。山頂までもう少しです!
皿倉山は昼間の見晴らしも最高!
スロープカーを降りたら目の前にある展望台の中に入りエレベーターで上へ。
いよいよ山頂に到着です。
まずはこの写真を見てほしい…。
めっちゃ良くない!?
まさに”インスタ映え“じゃない!?
皿倉山といえば「夜景」ってイメージが強いんですが、昼間も見晴らしが良くて素晴らしい景色だったんです。
空気が少し霞んでいるからか空・海・街の境目があいまいになっていてナイス(めちゃくちゃインスタ映え)でしょ!?
iPhoneSEカメラアプリで撮影したのですが…え、良くないですか?(自己評価力53万)
ふぅ〜!!写真を撮るのが楽しくなってきました!カメラ片手に山頂を散策開始。
まずは山頂全体の様子。
足場がしっかり整備されているので、軽装でもぶらぶらと歩いて回ることができます。
まずは皿倉山頂碑と九州の形をかたどってある石碑の前で記念撮影。石碑があるととりあえず撮っちゃうよね〜人間のサガ〜。
お次は皿倉山頂でひときわ目立っている電波塔。
NHK以外にも様々な局の電波塔が立っていて電波塔を見て回るだけでも楽しいですね。
広場ではアマチュア無線?で通信している方がいて、どんなことをしているのかちょっも興味が湧きました。
こちらは展望台のわきにあるこの階段。なんとパラグライダーのテイクオフエリアとのこと。
こんなところから飛び立つって想像するだけで怖くない!?
電波塔の横には謎の聖火台がありました。オリンピックに関連しているのかいないのか、いつ作られたものなのかもわかりませんでした。
なんのために作られたのか私、気になります。
もうひとつ気になったのがこちらの「昆虫碑」
”毎年9月に昆虫の供養と自然に感謝する祭りが行われている”との説明がありました。一体全体どんな祭りなんだろうか。
山頂から少し離れたところに、気になるドームを発見!
ムムッ!も、もしやあれは!?
恋人の聖地「天空ドーム」
で、でたぁ〜!日本全国何万箇所にあるのってぐらいどこにでもある恋人の聖地〜!
ドーム内にはハートのオブジェがちょこんと置いてありました。
ここは小倉方面の見晴らしがよく、洞海湾にかかる赤い若戸大橋や閉園となったスペースワールドのシャトルや解体中の観覧車が見えます。
ドーム自体は夜間ライトアップはあるそうですが昼間は…。うん、恋人の聖地感は薄いです。ここは夜に訪れた方が良いかも。
展望台のカフェでちょっと休憩
山頂散策したあとは展望台の中にあるカフェレストランで休憩。
ガラス張りのカフェコーナーなので景色を楽しみながらゆったり。
せっかくなので数量限定のそば団子(そば粉で作られたみたらし団子)を食べてみることに。
お餅のようにもっちりとした食感でしたが米粉の団子よりも軽~く食べることができ、あまじょっぱいみたらしも合っていて美味しかったです。
全体で1時間半程度楽しんだところで、スロープカーとケーブルカー(帰りは黄色のはるか号に乗りました)を使ってサクッと下山。
皿倉山観光終了〜!
まとめ:皿倉山は夜景だけじゃない!
北九州を観光中、時間に余裕ができたのでなにかいい場所がないかと探して見つけたのが「皿倉山」でした。
市内から距離が近く、ケーブルカーの乗れる!っていうのが魅力的だったんです。
そうして急遽、皿倉山に登ることになったのですが…。実際に登ってみたら「良さ」しかなかった!
気軽に山と景観を楽しめるナイスな観光スポットで老若男女誰にでもおすすめです。
見晴らしの良さ、乗り物のワクワク感もさることながら、山頂は写真を撮りたくなる場所がたくさん!
これは昼間ならではの楽しみ方かな〜。夜、夜景が綺麗でも山の様子は見えないと思うので。
皿倉山は夜景だけじゃないのでぜひ一度、昼間の晴れた空の下で皿倉山へ登ってみてください!
次行くときは登山コースにチャレンジ!(言うだけタダ)
皿倉山へのアクセス・営業時間
アクセス | 徒歩: JR八幡駅から西鉄バス「帆柱登山口」下車 山麓駅まで徒歩約10分 |
バス: 土日祝「JR八幡駅~皿倉山ケーブル山麓駅」間 無料シャトルバスあり |
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住所 | 〒805-0057 北九州市八幡東区大字尾倉1481番地の1 |
運行時間 | 平 日:10:00~18:00(上り最終17:20) 土日祝:10:00~22:00(上り最終21:20) 【公式サイト】時刻表ページ |
料金 | ケーブル・スロープカー往復通し券 大人¥1,200・小人¥600 |
定休日 | 整備・点検日を除き年中無休 |
駐車場 | 帆柱公園立体駐車場(有料) |