カントゥリ~ロ~ドこの道~ずぅっと行けばぁぁぁぁぁあっぁぁ~(ここの高音で限界)
さて、今回暇を持て余した私が向かったのはジブリ映画「耳をすませば」の舞台・モデル地として有名な『聖蹟桜ヶ丘』
名前からして素敵な街。東京都内だし聖地巡礼せねば!
ということで5月某日、実際に耳すまの舞台地「聖蹟桜ヶ丘」をめぐってきました!
撮ってきた写真と映画のシーンを比較しつつ舞台めぐりの様子をまとめていきます。ぜひ聖地巡礼の参考にしてください!
耳をすませばの舞台「聖蹟桜ヶ丘駅」周辺
京王線に乗って向かうのはジブリ映画「耳をすませば」の舞台、東京多摩市にある『聖蹟桜ヶ丘(せいせきさくらがおか)』
電車を降り駅の出口へ向かうと、さっそく映画「耳をすませば」で観たことのある景色が広がっていました!
1. 聖蹟桜ヶ丘駅
ここは雫がお父さんにお弁当を届けに図書館に向かった際に降り立った駅。
つまり天沢誠司の祖父の家「地球屋」に出会うきっかけになった場所です。
比較してみると「京王線」が「京玉線」に、「聖蹟桜ヶ丘駅」が「杉の宮駅」に変えられていますね。
雫の物語がここから始まるように、私の舞台巡りは聖蹟桜ヶ丘駅からスタート!
耳をすませばの舞台めぐりスタート!!
2. 聖蹟桜ヶ丘駅前 耳すまマップと青春ポスト
聖蹟桜ヶ丘駅を出てすぐ、目の前の広場で見つけたのは「耳すまモデル地マップ(写真左)」と「青春ポスト(写真右)」です。
ポストは地球屋の形になっていて誠司の愛車である自転車が模られていたり、耳すまネタがたくさん盛り込まれていて興奮もの!
隣のマップには「耳をすませばのモデル地」が掲載されているので、舞台巡りの始めにチェックしておきましょう。
3. 聖蹟桜ヶ丘駅周辺
駅周辺の建物や風景も立派な聖地。
ここはお弁当届けと別のシーンですが比較してみました。
ビルの上にある「Keio」の文字が目印ですがそっくりそのまま…!
今更ながら「ホントにここが耳をすませばの舞台なんだなぁ」と実感。期待が高まります!
ただ駅前を歩いてるだけなのに、もうワクワクしてきた!
耳すまカーブといえばここ! いろは坂周辺
1. いろは坂入口
耳をすませばの聖地巡礼ポイントとして有名な「いろは坂」の入口。
そう、耳すまカーブと言えばここですね。
耳すまカーブを見つけた瞬間「これ、進〇ゼミで観たことある!」みたいな反応をしてしまった(笑)
それくらい映画のシーンそのまますぎて驚きます。
この先に図書館が…地球屋が…と想像を張り巡らすだけで楽しい!
見える…見えるぞォォォオ! 道路を走って渡る雫の姿が目に浮かぶ!!
2. いろは坂途中
いろは坂のカーブをすすみ図書館へ向かう途中の坂道です。
右下のビルが目印なのですが、もう少し角度を調整出来ればそれっぽい?
雫と同じ場所を歩きたかったのですが…
歩行者通路は片側のみ、実際は車道になっているため再現することはできませんでした。
3. 図書館前の道路
雫のお父さんが働いている図書館前の道です。
映画「耳をすませば」では、このあたりで見えてくるはずですが…
舞台となった聖蹟桜ヶ丘のこの場所に図書館は存在しません。
その代わりに「いろは坂桜公園」という開けた場所になっています。
ここでベンチに座って、町を眺めながら一息つくのもあり!
4. 松並木の階段
次は図書館へ向かう途中、雫が上っていた松並木の階段です。
ジブリすごいわ~!
ほんと細かいところまで聖蹟桜ヶ丘の街並みを再現している。
だんだんと階段や上り坂が増えてきた。スニーカーで来てよかった…
5. 耳をすませばと言えば、この長い階段!
松並木の階段を登り終えた先に待っているのはまた階段。聖蹟桜ヶ丘はとにかく階段が多い!!
そして「耳をすませば × 階段」といえば、雫が階段を駆け下りるあのシーンが頭に思い浮かびませんか!?
ジャン! それがこの階段です。
こんなに長くて傾斜の急な階段を駆け下りていく雫、すごい。さすが学生、体力が鬼。
私には到底真似できそうにありません。
この階段にまつわるちょっとした裏話なのですが、実は映画内の描写には少しだけフェイクがあるんです。
映画の階段シーン、聖蹟桜ヶ丘にある2つの階段を繋げたものなんだとか。
1つはさきほど紹介した「いろは坂の長い階段」、もうひとつは「天守台」の階段です。
階段の入り口は天守台、階段の下の方に見えるくねくねカーブの車道は最初のいろは坂の長い階段からみた景色を利用しているとのこと。
私も実際にふたつの階段を上り下りして見てきましたが、その説が正しいんじゃないかな~と感じました。
アニメ制作時の裏話を確かめながら舞台巡りするのも楽しいね
4. 金比羅神社
階段を登り終えると左手現れるのが小さな神社。
ここで野球部の杉村が、雫に告白をするんですよね〜。
ふたりの小っ恥ずかしくてちょっと苦いやりとり、何回観ても杉村に同情してしまうシーンです。
杉村も雫もみーんな、鈍い! 鈍すぎる!
流れとはいえ、ここで告白するなんて…
杉村、お前超青春してんな!!
ちなみにこの神社にはおみくじ機があって100円で引けるらしいのですが、私が行ったときには故障中で引けませんでした…残念!
地球屋、ロータリー周辺
いろは坂を登りきったら、あとは地球屋のあるロータリーへ向かうのみ。
しかし、周辺の道もちょこちょこと聖地になっているので見逃せませんよ!!
一瞬しかでてこない風景ですが、ここまで来ると完全再現すぎて怖い。
ロータリーへ向かう途中、こんな景色も! 聖蹟桜ヶ”丘”と言う名のとおり、本当に高い場所にあるのがわかります。
素敵な景色のかわりに階段と坂が至る所にあるので巡礼もなかなかキツイんですけどね!
5分ほど歩くとようやくロータリーが見えてきました! 雫が地球屋に出会った場所です。
残念ながら、天沢聖司のおじいさんがいた地球屋は実際には存在しません。
モデルとなったお店(珈琲店 邪宗門)はあるのですが、2012年に閉店となったため中を見ることはできませんでした。
そしてロータリーの奥には「耳すまノート」を置いているファンの憩いの場「ノア洋菓子店」があります。
が…なんと休業日でした(営業日くらい調べていきましょうね…)!!
いろいろとタイミングが悪かった…
ノア洋菓子店のほかにも雫が食べた鍋焼きうどんを完全再現している「和桜」というお店もあるのでおすすめです。
関連記事:聖蹟桜ヶ丘の「和桜」で耳すまの鍋焼きうどんを食べよう!耳をすませばの舞台巡りにぴったりのランチ処です!
耳をすませばと言えば耳丘
耳をすませば名シーンランキングNo.1といえば…
「俺と結婚してくれないか?」「雫。大好きだ!」という天沢聖司のプロポーズの場面ですよね(若いって勢いがあっていいわね~!)
そんな名ラストシーンの丘を覚えてますか?
あそこが「耳丘」と呼ばれているんです。
さっそく耳丘へいって愛を叫びたいところなのですが現在、耳丘のモデル地は立ち入り禁止。
という事で、住宅街をもう少し進んで横から写真が撮れる場所へ!
歩くこと数分、ついに耳丘を見れる場所を発見。
さぁ。これが耳丘だ!
ここでプロポーズするとか聖司さんまじパネェす。憧れるっす。
映画で描かれている丘の上から見える景色については諸説ありますが、聖蹟桜ヶ丘の耳丘の近くから見る景色も雰囲気を感じることができてよかったです!
曇りだったのがちょっともったいなかった~。
団地や公園、太っちょ猫に遭遇!?
さらに散策していくと雫が住んでいた団地と遭遇。角度が少し違いますが…
こんなところもしっかり再現されているんですね。ジブリってすごい(2回目)
他にも似ているところはないか探して歩き回っていると目の前にあらわれたのは…ム!ムーン!???
なんと偶然にもムーンにそっくりのちょっぴりおデブ猫ちゃんに遭遇。
ちょっとした運命を感じてしまいました!
ムーンそっくりの猫とお別れし向かったの先は、失恋したゆうこが雫を呼び出した団地裏の公園。このシーンね↓
モデルになったと言われている公園にやって来たのはいいものの…
どうにもベンチの位置が合わない…。
ってことで公園内のベンチで撮った写真を合成。繋ぎの荒さはご愛嬌!
聖蹟桜ヶ丘をぐるっと一周して、有名どころは一通りみることができました!
まとめ:耳すま好きにはたまらない舞台めぐり!
聖蹟桜ヶ丘は、いたるところに「耳をすませば」が散りばめられていて、ワクワクが止まらない街でした!
ジブリ映画「耳をすませば」が好きな人なら確実に楽しめる場所です。
東京都心からも行きやすいし、街のいたるところがモデル地になっているので舞台巡り・聖地巡礼地としてかなりおすすめ。
もし行くなら歩きやすい恰好にしましょう。靴はスニーカー、女性はスカートよりパンツスタイル推奨(階段と坂の街なので…)
今回はちょっと曇り気味だったので次回は晴れの日に、そしてノアさんがやっている日に行きたい! リベンジするぞ~!
最後に今回の聖蹟桜ヶ丘、耳をすませば舞台巡りは、下記のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
・~耳をすませば舞台を歩く~ – Yahoo!ジオシティーズ http://www.geocities.jp/minorpersons/mimi080428.html
・耳をすませば 聖地巡礼/舞台探訪 GoogleMap
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