女性シンガーが歌っていた曲を考察してみる【ラブライブ!The School Idol Movie】

ラブライブ劇場版感想

さてさてみなさん、劇場版ラブライブ!The School Idol Movieはもうご覧になりました? もちろん見ましたよね!?

見てないやつはかーえーれーーーーーーー!!!

ということで劇場版ラブライブ!The School Idol Movieにて、穂乃果が出会った謎の女性シンガーが歌っていた「as time goes by」について考察(とりあえずメモ?)していきたいと思います。

タイトルを簡単に訳したら「時が過ぎゆく、時が経っても」なわけですけれども…。で、加えて歌詞の和訳が今回のμ’sが選ぶ道をすべて悟っていたかのようなね…

そんな「as time goes by」の和訳に沿って、いろいろと考えた自分なりのメモです。今現在のメモなので劇場版を繰り返し見たらまた考えは変わるかもしれません。

・youtube:Dooley Wilson 映画「カサブランカ」 As Time Goes By

・和訳参考サイト:AS TIME GOES BY ~どんなに時代が流れようとも~
:As Time Goes By – ~jazz lyrics.com~ジャズ詩和訳サイトhttp://jazzlyrics.jimdo.com/jazz-lyrics-main/as-time-goes-by/

女性シンガーが歌っていた曲を考察してみる

as time goes by 和訳(引用)

少々長いので飛ばしていただいても構いません。

(ヴァース)

今のこの時代に生きてる私たちは
やれ、スピードの速い乗り物だの、新しい発明だの、
異次元のことだの 将来への色々な気苦労がたえないわね
それにアインシュタイン博士の相対性理論だの光量子説だの
そういう難しいことにも疲れちゃったし・・・
でも、こんな時代だからこそ
世の中に振り回されすぎないで
時にはリラックスして、不安を和らげたりするべきなのよね
世の中の色々な発展のこととか
いつか証明されるであろう立派なことばかりが
重要なんじゃないわ
生きていくうえで本当に大事なことはただ一つ
そしてそれは、どんな時代であろうとも
決して揺るぐことのないことなのよ・・・
引用元:AS TIME GOES BY ~どんなに時代が流れようとも~

(コーラス)
これだけは忘れないでほしい
キスはキス、ため息はため息だということを
どんなに時が経っても、こういう当たり前のことは変わらない
そして、恋人たちが愛し合うときは「私はあなたを愛してる」と言う
だからいくら時が経っても、未来が何をもたらそうとも
これだけは変わらない真実だ

月の光も恋の歌も決して時代遅れにはならない
恋人たちの心はいつだって情熱と嫉妬と憎悪に満ちている
女には男が、男には伴侶が必要だ
このことは誰も否定できない

結局、話は昔から一つも変わっていない
愛と栄光への戦い、命をかけて向かっていくもの
どんなに時が経っても
世界はいつも恋人たちを歓迎してくれる
引用元:As Time Goes By – ~jazz lyrics.com~ジャズ詩和訳サイト

歌詞の和約に注目して読み解く

そもそもあの謎の女性シンガー(他のメンバーから見えない、精神世界の描写にも現れた、穂乃果の大人になった姿のようにも見える)は誰だったのか。

気になるところですが…まぁ、今回は女性シンガーについては置いといて。

女性シンガーが歌っていた「as time goes by」の和訳に注目してμ’sと、アニメ、劇場版とリンクさせて考察していきたいと思います。

まずタイトル「as time goes by」を簡単に訳すと「時が過ぎゆく、時が経っても」。なんだかタイトルを見るだけで苦しい自分がいる…

続きまして歌詞の方に注目してみる。

すると全部μ’sに当てはめて表現できるんじゃ!? と思ってしまうのは私だけでしょうか? 今回はとりあえず特に気に入った歌詞(和訳)だけ抜粋していきます。

世の中の色々な発展のこととか いつか証明されるであろう立派なことばかりが 重要なんじゃないわ

「世の中のいろいろな発展のこととかが重要なんじゃない」という和訳は「μ’sがアイドルを続ければ”秋葉ドーム”でスクールアイドル大会が開催できるかもしれない。=スクールアイドルの発展」を表しているように思えます。

『しかし本当にそれ(発展)が重要なのか。』今回の劇場版でμ’sが問われたのはまさにこれなのではないのでしょうか?

どんなに時が経っても、当たり前のことは変わらない

学校が好き、スクールアイドルが好き、μ’sはこの9人。今感じていたこの当たり前はきっと未来になっても絶対に変わらない。

この”当たり前”はみんなで作り上げてきた”当たり前”なんですよね。ことりの留学、ほのかの脱退騒動、2期11話を通して傷つきながら泣きながら彼女たちが何度も確かめてきた事、だからこれは絶対に変わらない。

そんな想いを劇場版で再確認させられた気がしますね。まぁ頭ではわかってはいるのですが、それでも悲しいものは悲しい、寂しい、空しい。

ファンであれば彼女たちの決定を応援すべきだけれど手放しに喜べるわけもなく…ただ自分が感じたこの感情のおかげで「おしまいがやってくることが悲しくなるくらいμ’sが好きなんだな~」ってことを強く強く再確認できました。

だからいくら時が経っても、未来が何をもたらそうともこれだけは変わらない真実だ

繰り返しみたいになってしまって申し訳ないけれど、未来でも過去でもないんですよね、”今”がすべてなんだってこと。未来に何があったとしても…。

そう考えて「僕」シリーズを聞くとグッとこみ上げてくるものが…

■ 僕らは今の中で:タイトルそのもの
『それぞれのメンバーが夢に飛び込み、輝きを求めた”今”』

■ それは僕たちの奇跡:”いま”ここで出会えた奇跡
『μ’s9人が出会えた奇跡のような”今”』

■ 僕たちはひとつの光:”今”が最高!
『すばらしい世界を見つけてそこから羽ばたき、旅立っていく”今”』

僕光にある通り、彼女たちが経験してきたすべての”今”が最高だと思うのです。

結局、話は昔から一つも変わっていない 愛と栄光への戦い、命をかけて向かっていくもの どんなに時が経っても

結局、話は昔から一つも変わっていない。

廃校危機を乗り越えようとスクールアイドルに憧れ始まったμ’sはスクールアイドルとしての集大成「僕らはひとつの光」を作り上げ、その刹那的な輝きを最高値まで引き上げすべてを終えたと思います。

それは刹那的な輝きではあるのだけれど、光はメンバー・ファンすべての人、ひとりひとりの胸の中に灯り輝き続ける。どんなに時が経っても。

世界はいつも恋人たちを歓迎してくれる

アリゆきの口調を見る限り「スクールアイドルμ’s」から飛び立っていったメンバーはあの世界から歓迎されたのでしょう。

音の木坂で伝説のように語り継がれるアイドル、すばらしい。感動しかないよ、その先は個人個人で想像することしかできないけれど。

けれど、「僕たちはひとつの光」のステージは蓮の花だし、各メンバーの後ろには花が咲いていたし、ステップを踏むたびにそこに花が咲いていく描写があったし!

これは、彼女たちの未来が花開いていくことを示唆しているんじゃないかと思うんだよ、きっとそうなんだよ!!!

なんかまとまらなくなったけど、女性シンガーがもし未来の穂乃果の姿だとしたら今の穂乃果にこの歌を送ったっていうのがすごく重要な気がするんですよね。

まぁ、乱文だけどとりあえず考察に向けてのメモってことで公開していくよ…

以上、【ラブライブ!The School Idol Movie考察シリーズ】女性シンガーが歌っていた曲を考察してみる。でした。

コメント

  1. すごく素晴らしい解釈でした!
    女性シンガーの歌の意味に、こんな重要な要素があったんですね!

    今迄のラブライブについても解釈してあり、そういう考えもあるんだなと感心しました!

    モヤモヤ感がスッキリできました!

    • 羚さん
      閲覧いただきありがとうございます!
      和訳なので正確性には欠けると思いますが、いち解釈としては面白いんじゃないかーと思っております。
      他の人の解釈を探してみるのもなかなか楽しいですよね。

  2. 読んでみて情景が鮮明にありありと思い浮かびました。
    映画を観てただ感動しただけの私はまだまだ浅はかで俄なファンなんだなって思いました。
    演出、描写、全てから何かを汲み取れないようでは三流ですよね。

    • A.Tさん
      コメントありがとうございます。
      映画を見て感じることは人それぞれで”感動”と一口にいっても、本当に様々な想いがあると思います。そこで感じたものに「俄かか俄かでないか」というものは関係がないかと。自分もまだまだ俄かの部類を抜けない人間です。

      演出についても無理に汲み取ろうとするのも作品を純粋に楽しめなくなってしまう可能性があります。もし演出について気になるのであれば、専門の方々がブログなどまとめている場合もあるので、「どれどれ…専門家の意見とやらを見てやるか!」くらいの気持ちで楽しむ! という形でもよいのではないでしょうか?

      それよりも鑑賞後に「あぁーよかったなー」とか「なんかわからないけど泣けた」とかそういう漠然とした言葉にできない感情の方が大切だと思います!

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